種類が豊富なワッフル①
ここからは「ワッフル」の種類について見ていきましょう。
ベルギーワッフルとは
「ワッフル」といえば「ベルギーワッフル」が知られています。
特に首都ブリュッセルやリエージュのものが定番です。
「ブリュッセルワッフル」は長方形の生地台にフルーツやクリーム、チョコレートなどを載せたものを言います。
生地は柔らかめで味は薄いのが特徴です。
「リエージュワッフル」は丸形(楕円)の生地に砂糖などで味付けして固めたものを指します。
生地が硬めで味はやや濃いのが特徴です。
なお、果物を載せた「フルーツワッフル」はリエージュが発祥とされているのだとか。
アメリカンワッフルとは
「アメリカンワッフル」はイーストによる発酵でなくベーキングパウダーを使用して膨らませた「ワッフル」を意味します。
現地では朝食や間食として食されるそうです。
ちなみに、アメリカではアイスクリームの容器にも使用されます。
これは1904年のセントルイス万国博覧会の会場で不足したアイスクリームコーンの代わりにワッフルを薄く巻いて容器の代わりにしたことにちなむとか。
フランスのワッフルは違う名前
「フランスワッフル」はそもそも「ゴーフル」という名前で呼ばれているのが特徴です。
基本的にはベルギーの「ワッフル」と同じものを意味します。
そのため「ベルギーワッフル」もそのまま「ゴーフル」と呼ばれることがあります。
これはベルギーがフランス語圏であることが影響しています。
ただし、それとは別に「ゴーフレット」と呼ばれるお菓子もあるので注意しておきましょう。