縮小する日本市場を変えていく

豆腐の市場縮小続くなかで大ヒットの「豆腐バー」、日本食人気に乗り海外進出
(画像=マーケティング本部長の嶋裕之氏(左)と池田氏,『Business Journal』より 引用)

 第2部の対談で嶋氏は日本のプラントベース市場について次のように話した。

「同じ豆腐や大豆でも、食べる場所やシーン、かたちを変えるだけで、新たな購買層を獲得できるはず。自由なプラントベースで、日本の食生活を進化させていきたい」

 池田代表は「日本の元祖プラントベースは豆腐だと思っている」と応え、「今までは海外で生まれたプラントベースを日本に輸入するようなかたちが多かったが、これからは豆腐や大豆を筆頭にした日本式のプラントベースが伸びていくのではないか」と展望を語った。

 同社によれば、日本の豆腐市場は年率2〜3%のペースで縮小しているという。メインユーザーの高齢化もあるだろうが、反省も込めて言えば、食べ方が味噌汁や冷奴に偏って調理法がマンネリ化していることもある。ファストフードのチェーン店でプラントベースのハンバーガーなどが増えてくれば、若い世代の消費拡大が期待できるのではないだろうか。

(文=横山渉/ジャーナリスト)

提供元・Business Journal

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