【目次】
5.【4】実はどちらも乗車券の料金は同じ!
6.【5】新幹線の線路は途中で分断されている!
5.【4】実はどちらも乗車券の料金は同じ!
新幹線は乗車券以外に特急料金が必要になるので、在来線よりも合計金額が高くなりますが、実は乗車券の料金(運賃)はまったく同じです。
JRの運賃は「営業キロ」という路線の長さによって計算されています。この営業キロが同じであれば、新幹線と普通列車「在来線」の乗車券の代金はまったく同じになるのです。
ただし例外もあります。たとえば、東京-新横浜間は新幹線を利用すると最短経路で行けますが、在来線では東神奈川駅を経由して少し回り道することになるため、最短経路では行けません。
ちなみに、東京-新横浜間の新幹線の運賃は510円ですが、在来線ではSuicaを使っても571円ほどかかってしまいます。
とはいえ、新幹線には特急券も別途必要ですので、合計金額は在来線より高くなってしまいますが……。
6.【5】新幹線の線路は途中で分断されている!
在来線の線路は、途中で分断されることなく日本全国つながっていますが、実は新幹線は途中で分断されているのをご存じでしょうか?
たとえば、JR東京駅では北へ向かう線路と、南へ向かう線路は線路がつながっていません。
その理由は送電の“周波数”の違いにあります。東北新幹線は「50Hz」ですが、東海道新幹線は「60Hz」と異なっているのです。
興味がある人は、東京駅の新幹線ホームから線路が途切れている様子を確認してみてください。