■3月から有機ヨーグルトを発売
このように手間がかかる有機酪農だが、農地の広い北海道においてなら、日本でも成功する可能性はあるだろう。有機食品は一般的な商品よりも高く販売することができる。
とくに乳製品は現状ではかなり限られるため競争相手も少なく、酪農経営の安定にもつながる。飼料は自家栽培で輸入も不要なので、為替リスクもない。
「安定して稼げる酪農」であれば、将来的にも地域経済の柱となり、若い人たちも地元に定着しうるかもしれない。
2022年に有機JAS認証を取得した別海ウェルネスファームでは、今年3月から有機ヨーグルトを発売。牧場立ち上げから5年がかりでの商品化となった。次回はその試食レポートを紹介しよう。
(取材・文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
提供元・Sirabee
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