「えっ、今行けばあるの?」

とかなりの驚愕の表情をした私。目の前には、うちの娘が誇らしげに差し出したあの袋が。そう、明治の「チェルシー」です。

思い起こせば今月頭、3月4日に「明治のチェルシーが3月末をもって終売になる」というニュースが全国に流れたのです。

■ニュースから2日後…すでに売り場から消えた

運悪く、その当日と翌日、私のスケジュール表には予定がぎっしり。ニュースの2日後にようやく、チェルシーを探しに出かける余裕ができたのですが、時すでに遅し。近所のコンビニ、スーパー、ドラッグストア、百均、ドン・キホーテなど15軒ほどのお店を回ったのですが、チェルシーはもうどこにも売っていません。

悔しいことに痕跡はあるのです。キャンディーの売り場に「チェルシーアソート299円」みたいに表示があって、その列だけ完全に空隙になっています。悔しいなあと思ったものです。

私も経済の専門家なので、こういった「思い入れのある商品が終売になる」とか「昔、よく行ったお店が閉店になる」といったニュースがあると、できる範囲内で行ってみたり、買ってみたりするのが習慣です。

多くの場合はそれなりに期間をあけて告知するケースが多いのですが、チェルシーの場合、月初に「今月末をもって出荷を終わります」と告知したものですから、それは売り切れるのも仕方ないでしょう。