クライマックスはアルピーヌA110Rチュリニのデモラン
そんなトークショーの後に行われたのは、この日のメインイベントとなるアルピーヌの新型モデルとなる「A110Rチュリニ」(1550万円~)のデモランで、なんとここシティサーキット東京ベイのEVカート用コースを走るというとんでもない企画。本人たっての希望もあっての実現だったそうだ。
アルピーヌA110Rチュリニは、カーボンのボンネットやリアフードに、フロントスプリッター、サイドスカート、リアスポイラー、ディフューザーといった空力パーツを採用。高性能アジャスタブルレーシングダンパーにより車高も10㎜下げられている。直列4気筒1.8リッターターボ・エンジンの生み出すのは最高出力182kW(252PS)・最大トルク320Nm。それに対して車両重量は、わずか1100㎏しかない。標準の「A110」をさらに磨き上げた特別なモデルだ。



とはいえ、狭いカートコースであれば、ぶつからずに走るだけでもひと苦労。最初は、文字通りデモランとしてゆっくりと走るのかと思った。ところが、ハンドルを握ったE・オコン選手は、いきなりのフル加速を見せる。Rのきついコーナーは上手にアンダーを殺しながら、大きなRのコーナーでは豪快に加速する。素晴らしいのは、まったくもって危なげがないということだ。タイムはみるみるあがってゆき、すぐにジャック・ドゥーハン選手の出したEVカートのタイムを更新。最終的には30.768という記録を残した。プロのカート選手によるコースレコードにコンマ3秒に迫る好記録であった。
かくしてF1ドライバーの貫禄の走りを目の当たりにして感激する夜となった。鈴鹿でオコン選手がどのような走りを見せてくれるのかが楽しみだ。
提供元・CAR and DRIVER
【関連記事】
・「新世代日産」e-POWER搭載の代表2モデル。新型ノートとキックス、トータルではどうなのか
・最近よく見かける新型メルセデスGクラス、その本命G350dの気になるパワフルフィール
・コンパクトSUV特集:全長3995mm/小さくて安い。最近、良く見かけるトヨタ・ライズに乗ってみた
・2020年の国内新車販売で10万台以上を達成した7モデルとは何か
・Jeepグランドチェロキー初の3列シート仕様が米国デビュ