尾瀬2日目
- 行程:山ノ鼻・・・至仏山山頂・・・山ノ鼻・・・牛首分岐・・・東電下の大堀橋(折り返し)・・・牛首分岐・・・山ノ鼻<泊>
- 天候:快晴から曇り
早朝
山小屋の消灯は21:00頃。やることもないので、寝るしかありません。なんという健康的な生活(笑)。4:00に起床して、尾瀬ヶ原へ向かいます。
なんとも幻想的な光景...。水蒸気が靄(もや)になり、すーっと燧ヶ岳を横切っていました。言葉を失ってしまい、1時間以上も木道に佇んでいました。
ゴールデンウィークの朝日は5:00頃。燧ヶ岳の東側(向かって右側)から太陽が昇ります。
逆には朝日を浴びた至仏山が...。燧ヶ岳が男性的なら、至仏山は女性的な山容だと思います。
午前中は至仏山登山
至仏山登山について、詳しくは「【日本百名山】6座目はGWでも雪山!尾瀬の至仏山(群馬県)」をぜひご覧ください。
午後からは尾瀬ヶ原を散策
行程:山ノ鼻・・・牛首分岐・・・東電下の大堀橋(折り返し)・・・牛首分岐・・・山ノ鼻
- 折り返しの東電下の大堀橋までの距離:約2.7km、所要時間:約1時間20分(無冠雪期)
前日の雨が上がり、快晴となった尾瀬ヶ原をゆっくりと歩きます。
逆さ燧ポイント以外でもゴールデンウィークは水が豊富なので、あちこちで水面に燧ヶ岳が映りこんでいました。
午前中に登った至仏山も水面に映りこんでいました。
こちらが逆さ燧ポイントです。少し風があったのが残念。
逆さ燧ポイントのベンチで昼食弁当をいただきます。簡素なお弁当ですけど、風景が素晴らしいので大満足です。
牛首分岐です。こちらで左に曲がり、東電小屋方面へ向かいます。
牛首分岐からヨッピ橋へ向かうが...
山ノ鼻~牛首分岐~竜宮~見晴が尾瀬を縦断するメイン通りですが、こちらの斜め縦断路も実は素敵な風景が広がるのでおすすめします。
こちらにもあちこちで逆さ燧を見ることができます。
逆さ至仏も見ることができます。
東電下の大堀橋ですが...。ん?あれ?
まだ橋が架かっていませんでした...(泣)。この先、進むには端の鉄骨部分を渡らないといけませんが、僕は怖くて引き返しました。
牛首分岐を曲がったところに注意書きがありました。東電下の大堀橋とヨッピ吊橋はまだ踏み板が未設置です。先の東電小屋は5月中旬からの営業なので架けられていないのでしょう。
曇ってきたので山ノ鼻の山小屋に戻りましょう。天気の変化が急なのもゴールデンウィークの尾瀬の特徴です。
尾瀬3日目
- 行程:山ノ鼻・・・鳩待峠===尾瀬第1駐車場
- 天候:雪
山ノ鼻(標高1,400m)から鳩待峠(標高1,591m)へ登る
- 距離:3.3km、所要時間:登り1時間10分(無冠雪期)
翌朝、山小屋から出てビックリ!一面雪景色になっていました。そういえば昨晩は風がぴゅーぴゅーと吹いていました。
当然、木道も雪が積もっています。登り坂なので、アイゼンは履かず、慎重に進みます。
ゴールデンウィークでも尾瀬はまだまだ雪が降るのだと実感しました。
山ノ鼻の山小屋を朝7:00に出発しましたので、すれ違う人もまばらです。尾瀬ヶ原に下ってくる人たちは雪が積もった木道をゆっくり下っていました。
歩荷(ぼっか)さんとすれ違いました。尾瀬の山小屋は歩荷さんが荷物を届けています。50~120kgまで背負うそうです。
山ノ鼻から1時間ほど登ると鳩待峠に到着します。最後の500mくらいが結構しんどい坂です。
鳩待峠に到着しました。2泊3日の尾瀬散策は終了です。
鳩待峠から尾瀬第1駐車場への乗合バスの始発は8:40発です。
乗車券は片道ずつしか購入できませんので、鳩待峠の券売所にて尾瀬第1駐車場までのチケットを購入しました。
出発時間になりましたので、少し下った鳩待峠のバス乗り場へ向かいます。