ロンドンの中心部に位置するブルームスベリー(Bloomsbury)地区。ロンドン観光で絶対に外せない名所のひとつ、大英博物館を有するこのエリアには、建物群の間で計画的に整備されて造られた「スクエア」という広場(ガーデン/公園)が驚くほどたくさんあります。
目次
ブルームスベリー地区について
ラッセル・スクエア Russell Square
ブルームスベリー・スクエア Bloomsbury Square
ブランズウィック・スクエア Brunswick Square
クイーン・スクエア Queen Square
ベッドフォード・スクエア Bedford Square
ブルームスベリー地区について
ブルームスベリー地区は、ロンドンのカムデン区に属しています。ざっくり言って、地下鉄ラッセル・スクエア駅周辺をほぼ中心として、西はトッテナムコート・ロード、北はユーストン・ロード、東はグレイズ・イン・ロード、南はハイ・ホルボーンという4つの大通りに囲まれたエリアです。
さまざまな施設が集まる文教地区として知られており、例として、前述の大英博物館やチャールズ・ディケンズ博物館、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンなどのロンドン大学連合を構成するカレッジのうちの複数校、王立演劇学校、BMA(British Medical Association=英国医師会)、『ハリーポッター』シリーズの出版社として知られるブルームスベリー社などがあげられます。
以下では、この地区にあるスクエアをいくつかご紹介します。
ラッセル・スクエア Russell Square
地下鉄ラッセル・スクエア駅のすぐ西側に位置する、ほぼ正方形の広大な広場。1800年代初頭、第5代ベッドフォード伯ウィリアム・ラッセルによるブルームスベリー地区開発計画の中心として設計されました。敷地内にはカフェもあり、テラス席でもお茶や食事を楽しむことができます。
広場の西側にはロンドン大学関連の施設が多く並び、大英博物館からも徒歩数分というロケーションです。