2020年8月31日に発売されたトヨタ ヤリスクロスは、BセグメントのコンパクトSUVです。

狭い道路や駐車場事情でも取り回ししやすく、子どもが2人いるファミリーにも対応できる居住性や積載性を備えています。

Bセグハッチバックでは、室内やラゲッジの広さが物足らないという層にとって、打ってつけのモデルとなっています。もちろん、トヨタらしい燃費の良さも光ります。

目次
人気のコンパクトSUVは誕生から約3年半が経過
人気はハイブリッド車。ちょい乗りなら純ガソリン車でも十分
「GR SPORT」「Z“Adventure”」の物件数は少なめ。狙いは「Z」グレード

人気のコンパクトSUVは誕生から約3年半が経過

発売から3年半。中古物件も充実してきたヤリスクロスの狙い目グレードとは?
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

トヨタ ヤリスクロスは、現行型(初代)発売と同時に人気が殺到。半導体などの部品不足により受注停止という時期もあり、現在の納期はガソリン車が6か月程度、ハイブリッド車は6か月以上と「買いたくても買えない」1台となっています。(※2024年4月上旬時点)

いっぽうで、すでに初回の車検時期を過ぎた物件が中古車市場に出回っています。

とはいえ、人気車種の割にはタマ数が少なめという印象。新車の受注停止や納期遅れが、中古車市場へ影響しているのかもしれません。

そのためか、登録未使用車などほとんど走っていない物件も多く、しかも新車価格を上回っている例も散見されます。

趣味性の高いオフロード系SUVや高級SUV、スポーツカーなどではない、実用SUVにかかわらずです。

どうしてもヤリスクロスを、しかも走行距離が短い状態で乗りたいという指名買いをのぞき、中古車選びではこの高値安定状態も考慮したいところです。