本当にGoogleフォトは「怖い」?
前述の通り、2019年から筆者は積極的にGoogleフォトを利用しているため、利用歴は「5年」です。この5年の間、Googleフォト自体が「危険なサービスだ」と感じたことはあまりありません。
ここまでに解説してきた各種対処法を行えば、かなり安全にサービスを利用できるでしょう。また万が一にもあまり他人に見られたくない写真などは、筆者の場合は「ロックされたアルバム」に保管するようにしています。
参考元:プライベートな写真と動画を非表示にする
そのため「見せたくない写真が、他人に見られてしまう」「個人情報が漏れてしまう」といった危険性は、安全に保管したい写真は適宜ロックされたアルバムに移動するといったことを適宜行っていれば「かなり低い」と個人的に感じます。
むしろ「危険性」という点で言えば、今後も5年、10年とサービスを使うとして「Googleアカウント自体を切り替えた場合に、古いGoogleアカウントの側が休眠状態になって写真が消えてしまうのではないか」ということにリスクを感じているのが本音です。
Google Oneに加入している場合は「おすすめ」
Googleフォトは無料で使えるストレージが15GB分あります。
一方、Googleのストレージサービス・Google One(グーグルワン)を利用すれば容量を増やすことが可能。もっとも安いベーシックプランが100GBで月額250円、スタンダードプランが200GBで月額380円、プレミアムプランが2TBで月額1,300円、プレミアムプランが5TBで月額3,300円となっています。
ほかにも消しゴムマジックが使えたり、ダークウェブのモニタリングやVPNといったサービスも提供されているため、画像保存の用途プラスアルファも利用できておすすめです。
なお、Google Oneについては以下の記事で解説しているので参考にしてください。
Googleアカウントが休眠状態の場合、思い出の写真が消えてしまうリスクがある
実はGoogleアカウントは2年以上使用されていないアカウントは「休眠アカウント」と認定され、アカウントが丸ごと削除されてしまうおそれがあります。
つまりGoogleフォトに写真を入れておいたものの、その後使わずに2年以上放置していると、Google側にアカウントともども思い出の写真も削除されてしまうことがあるため、注意しましょう。
Amazonプライム会員の場合は「Amazon Photos」でも十分かも
AmazonではAmazonプライム会員向けに容量無制限の写真ストレージサービス・Amazon Photosを提供しています。
なお、Amazon Photosについては以下の記事で解説しているので参考にしてください。
まとめ | プライベート用と共有向けでGoogleフォトを分けるのもおすすめ
写真の流出や他人に見られる危険性を回避したい場合、Googleフォトは非公開にしておくことが一番安全と言えます。プライベートなアカウントのGoogleフォトには他人には見せたくない写真を非公開で保存し、共有したい写真はプライベートとは別のアカウントのGoogleフォトへ移して共有するといった、Googleアカウントごとに公開・非公開を分ける利用方法もおすすめです。
※サムネイル画像(Image:sdx15 / Shutterstock.com)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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