アップロード内容編:Googleフォトが「怖い」と言われる理由と対策

性的な内容を含む写真や、暴力行為や流血が含まれる画像などをアップロードした場合、Googleアカウントが凍結される可能性があります。何気ない赤ちゃんの写真や子どもの水着姿などでも、性的な写真として判断されてしまう場合があり「監視されているようで怖い」と思う方もいるでしょう。

Googleがプログラムポリシーでユーザーに投稿などを禁止している画像の、主な事項は以下の通りです。

Googleフォトは怖い?安全に利用するコツ:他人に見られる危険性などを5年使ってレビュー
性的コンテンツや未成年者の未承諾画像などに当たると判断された画像をGoogleフォトへアップロードすると、Google サービスへのアクセス制限や停止が課されるおそれがあります(画像=『オトナライフ』より 引用)

たとえば「自分の子どもの水着姿の画像」などは、万が一「共有設定を誤って外部に漏れてしまった」場合に悪用されるおそれがあります。ですので「Googleフォト凍結のおそれがある」というだけでなく、クラウドへアップすることを控えるべきでしょう。どうしても家族らに見せたい場合は、対面で見せる程度に留めておいた方が無難です。

参考元:Googleフォト プログラム ポリシー

「子どものプール写真」の保存はアカウントBANのリスクあり?

X(旧Twitter)ユーザーのマメ@jetdaizuさんが2023年3月14日、「小さい頃のお風呂に入ってる写真やプールに入ってる写真をGoogleフォトにあげると、警告なしで一発BANされます」と投稿したことがネット上で話題になりました。

何気ない家族の日常写真でも、子どものプール写真やお風呂での写真は児童ポルノ判定されるようで、マメさんはYouTube、 Gmail、Googleドライブなど、Google関連のサービスがすべて利用停止になったそう。

なお、過去にはいかがわしい画像を非公開のGoogleドライブのフォルダにアップしただけでGoogleから削除通知が来たというネットユーザーもいたそう。

画像の保存には十分気をつけるようにしましょう。

参考元:Googleフォト プログラム ポリシー

Googleフォトを安全に使うその他の対策 | 見られたくない写真はロックされたフォルダに移動

なお他人に見られたくない写真は、「ロックされたフォルダ」に保存しておくとより安全です。「ロックされたフォルダ」機能は、Android 6 以降・ iOS バージョン 15 以降でのみ利用可能です。

ここからはAndroid端末のGoogleフォトアプリで解説します。

Googleフォトは怖い?安全に利用するコツ:他人に見られる危険性などを5年使ってレビュー
【1】Googleフォトアプリを開き、①「ライブラリ」をタップし、②「ユーティリティ」をタップします。【2】「ライブラリの整理」の項目にある③「ロックされたフォルダ」をタップします。ここからパスワードや生体認証によってロックされたフォルダを設定できます(画像=『オトナライフ』より 引用)
Googleフォトは怖い?安全に利用するコツ:他人に見られる危険性などを5年使ってレビュー
【3】ロックフォルダ内に移動する写真を選び、「移動」をタップすれば写真をロックフォルダへ移動できます。これでロックフォルダ内の写真はパスワードや生体認証がなければ見ることができなくなりました(画像=『オトナライフ』より 引用)

写真はデバイスに保存され、クラウドからは削除され、バックアップもされなくなります。

注意点としては流出するおそれ自体は極めて低くなるものの、デバイスを紛失すれば写真も失ってしまうこと。「ロックされたフォルダ」へ移動する写真は他人に見られたくない写真に留め、通常の写真はいつも通りクラウドに保存し、バックアップを取っておくことをおすすめします。