【2】電話やデータ通信機能への対応が異なる
スマホは携帯電話なので、SIMカードを入れて電話やデータ通信ができるのが当たり前です。
しかし、多くのタブレットにはSIMカードスロットがなく、電話やデータ通信機能は搭載されていません。
そのため、基本的にタブレットはWi-Fiを利用してネットに接続できるようになっているのです。
もちろん、SIMカードスロットのあるタブレットも存在しますが、この場合はスマホと同じように電話をかけたりデータ通信を行うことも可能となっています。
【3】アプリや周辺機器の対応も微妙に違う
スマホとタブレットは同じOSを利用するので、機能に大きな違いはないように見えます。
ところが、スマホで提供されているアプリの多くは、大画面を活かしたタブレット専用アプリを別に用意しており、少し機能が異なっていることも珍しくありません。
たとえば、タブレットで使えるイラスト制作アプリでは、タッチペンで描写するときの機能がスマホ版とは大きく異なっていたりします。
また、スマホやタブレットでは、いずれもBluetooth接続のキーボードやマウスなどの外部機器を使うことが可能です。
しかし、画面が小さいスマホで日常的に長文を入力するのは少々厳しいでしょう。その点、大画面のタブレットなら、キーボードでの長文入力もパソコン感覚でこなせます。
また、タブレットのなかにはWindows OSやChrome OSを搭載するモデルもあり、薄型のキーボードを装着することでパソコンのように使える2in1タイプも存在します。
2in1タイプは、普段タブレットのように使えますが、イザとなればキーボードを装着してパソコンのように使えるのです。
これなら、大きくて重い(1kg程度)ノートパソコンを持ち歩くよりはずっと快適ですよね。