最近、スマホの画面は6インチ前後のモデルが当たり前になってきました。一方のタブレットの画面は7~12インチほどありますが、スマホが大画面化してきた今、あえてタブレットを購入する意味はあるのでしょうか? そこで今回は、スマホとタブレットそれぞれのメリット&デメリットを比較し、どのような場合にタブレットが必要になるのかを考察します。
スマホとタブレットの違いは何?
Appleでは4.7インチの小型モデル「iPhone SE」も販売されていますが、今では6インチ前後の大画面モデルが当たり前になってきました。これはAndroidスマホでも同じ状況です。
スマホの画面がここまで大型化してくると、7~12インチの大画面を持つタブレットの存在感はどんどん弱くなってしまいますよね。
実際、タブレットとスマホは同じようなOSを搭載していますから、iPhoneとiPad、AndroidスマホとAndroidタブレットでできることはほとんど同じです。
もし違うのが画面の大きさだけということになれば、もはやタブレットなど不要という結論になってしまうでしょう。
しかし、細かく見ていくと、必ずしもスマホとタブレットは画面の大きさが違うだけだとは言いきれない部分もあります。
そこで今回は、スマホとタブレットのメリット&デメリットを比較して、どのように使い分ければいいのか考察していきます。
【1】画面の大きさや重さがかなり違う
まず、スマホとタブレットは画面の大きさがかなり違います。
“何インチ以上がタブレット”と明確に定義されているわけではありませんが、一般的にスマホの画面は5~7インチ、タブレットの画面は7~12インチ程度だと言われています。
重さもスマホは170~210g程度なのに対し、タブレットのほうは400~500gほどありますので、携帯性はスマホのほうが優れています。
もちろん、画面の大きいタブレットのほうがWebサイトを見やすく、動画の視聴も快適です。
しかし、スマホよりは大きくて重いため、通勤電車のなかで日常的に使うのには適していません。
つまり、スマホは“視認性は良くないが携帯性に優れている”、タブレットは“重くて携帯性は良くないが視認性に優れる”ということになります。