「『お触りマップ』が話題だったので最新版うちの猫マップを」とSNSで紹介されたのは、三毛猫の女の子・ミカサにゃんの「お触りマップ」。
ペットの触ってほしい部分や触ってほしくない部分がイラストで描かれている「お触りマップ」ですが、ミカサにゃんのマップはお触りされる人によって違いがあるようで……。
■ 飼い主さんと母・弟には触ってほしいミカサにゃん
飼い主さん自身の項目「飼い主・私の場合」では、「遊んでいる最中や気が向かないとき以外」という前置きはあれど、ほとんどの場所が「どこさわってもいいにゃん」に分類。尻尾も「掴まなければいいにゃん」と、とても懐いているようです。
次に「母・弟の場合」は顔や足、尻尾のあたりは触ってほしくないものの、背中や喉のあたりは「昔はコワかったけどマッサージ気持ちいいにゃん、もっと撫でてにゃん」と飼い主さんほどではないものの、触ってほしい様子です。
■ 1人だけ触らせてもらえない「父」に同情の声
続いて「父の場合」。どの部分も「殺す」となっており、黒色に塗られたイラストからは殺気さえ伝わってきます。飼い主さんによると、お父さんが触ろうとすると逃げていってしまうばかりか、無理に触ろうとすると攻撃的になることもあるのだとか。残念ながらお父さんはあまり好かれていないようです。
この投稿には、「お父さん……」、「お父さんかわいそう」といった同情のコメントが多数よせられている他、「お父様、どんまいです!」、「父ガンバ!」など励ましの声も届いています。
■ 父を敵だと認識?
今ではミカサにゃんのお世話をしている飼い主さんですが、実はもともと猫恐怖症。猫に触ることさえできなかったとのこと。それでも自分に一番懐いてくれるミカサにゃんと過ごすうちに徐々に恐怖心も薄れ、今ではいつも一緒にいるほど強い絆で結ばれているそうです。
一方、お父さんに対しては全く懐かないというミカサにゃん。お父さんは、ミカサにゃんに好かれようと、おやつをあげたり撫でようとしたりと、努力してはいるものの……。
原因を聞くと、飼い主さんとお父さんは、ほんの些細なことで親子喧嘩になることがあるのだとか。そんなとき、ミカサにゃんは「飼い主をいじめないで!」と言わんばかりに、飼い主さんを守ろうとお父さんに攻撃的になることがあるそうです。
その積み重ねから、お父さんを敵だと認識してしまったのでしょうか……。昔から動物が好きというお父さんが不憫でなりません。
ブログ「三毛猫ミカサの飼い主手帖」では、かわいいイラストによるミカサにゃんの日常を見ることができます。
<記事化協力>
ミカサにゃんの飼い主さん(@MikasaLove611)
(一柳ひとみ)
提供元・おたくま経済新聞
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