■「最近見かけない」という声も

ゲームの中でも、そうした看板が登場したことでネット上で大いに注目を集めた。「横浜中華街での甘栗売りは本当に舐めないほうがいい」「貰った瞬間オマケしとくからネ~って言いながら既に袋に詰めてる」「中学生くらいの時にこれあったわ」など、中華街の甘栗に関する思い出を振り返る人が続出。

一方で、「こないだ友達と行ったときはそもそも甘栗売り自体がほぼ絶滅していた」「今は規制されてるからか見ないイメージ」「そういえばこの光景最近見ないな」といった声も見受けられる。

2022年に記者が取材で中華街を訪れた際も、甘栗の客引きは見かけなかった。いま、中華街の甘栗店はどうなっているのか。中華街の催事やイベントの運営などを行う「横浜中華街発展協同組合」に取材したところ、甘栗販売の様々な「舞台裏」が明らかになったのだ…。