学校のプールで毎年起こる飛び込み事故
日本では、学校のプールで起こった飛び込み事故が毎年ニュースになっている。2023年5月10日には、茨城県の県立高校で、水泳部員の生徒が練習中にプールの底に頭を打ち、首の骨が折れる怪我をした。スタート台から飛び込む練習をしていたときに事故が起きたという。頭を打った生徒は痛みを訴えて救急搬送されたが、翌日には退院した。
同年8月17日には、2019年に市立中学1年の水泳部員が飛び込み練習中に頸椎を損傷し、後遺症が残る事故があったことを横浜市教育委員会が公表した。弁護士や大学教授などが調査を行い、飛び込みの危険性についての指導が足りなかったことなどを指摘する報告書をまとめた。同委員会は、公表が遅れた理由を「調査に時間がかかった」からとしている。
顧問が近くにいる学校のプールでも飛び込み事故は発生する。ましてや、海や川に飛び込むことがどれほど危険かは容易に理解できるだろう。水遊びや水泳には首の骨を折るリスクがあることを忘れてはならない。
参考:「DCmais」、「aRede」、「日本脊髄障害医学会」、ほか
文=標葉実則
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提供元・TOCANA
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