海や川への飛び込みが脊髄損傷につながる

(画像=画像は、「theYNC.com」より,『TOCANA』より 引用)
ブラジル脊椎協会 (SBC) によると、同国では浅瀬への飛び込みが脊髄損傷の原因として4番目に多く、12月には2番目になるという。脊髄損傷では運動や知覚に深刻な障害が生じ、下半身が全く動かなくなる完全麻痺を引き起こすこともある。
アリンソン・ラロッカ・クルチェスキー医師は、浅瀬での事故を避ける方法について、濁った水には潜らない、アルコールなどを摂取した後は飛び込まない、友人を突き落とさない、とアドバイスする。また、脊髄損傷となった人を助けようとするとき、その人の頭を動かすと症状をさらに悪化させる可能性があるため、まずは体を固定して医療機関に連絡してほしいと述べた。
日本脊髄障害医学会も「不注意な飛び込みは大けがの原因 ストップ!脊髄損傷 ~脊髄損傷と水泳時の飛び込み~」と呼びかけ、「はじめての海や川ではいきなり飛込まずに、まず足から入って水の深さや水底に何があるかを確かめましょう」と注意喚起する。毎年、多数の若者たちが、水深の浅い海や川へ飛び込み、水底や岩で頭を打って首の骨を折って脊髄を損傷しているという。

(画像=画像は、「theYNC.com」より,『TOCANA』より 引用)