宛先が複数人いるメールで、特定の相手にメッセージを送るメールの書き方
宛先が複数人いるメールで、特定の相手にメッセージを送りたい場合は「>」マークを使用することが多いです。
メールの最後に
「>〇〇様
X日の会議に使用する資料をお送りいただけますと、幸いです」などと記載しましょう。
メールを見落としてしまう可能性もあるので、大事な内容は個別にメールすることも一案ですね。
その他のメール作成時に注意しておくべきマナー
メールの宛先を書くときに知っておきたい基本的なマナーをご紹介します。基本といえども、「自分が間違っていないか」チェックしてみてくださいね。
二重敬語を使用しない
なるべく敬おうとする気持ちが先行してしまい、「部長様」という宛名を書いたことがある人もいるのではないでしょうか。
「部長」という言葉は、すでに尊敬の意味が込められているため、「部長」+「様」は二重敬語です。正しくは「〇〇部長」もしくは「〇〇様」と記載します。二重敬語を使用することで、マナーがなっていないと思われないように、正しい日本語を使用しましょう。
(株)のような省略形を使用しない
「株式会社」を表す「(株)」という略称を使用したことがある人も多いのではないでしょうか。
ビジネスメールでは、「(株)」のように相手の会社名を省略することは良いとされていません。正式な会社名を記載することが大事です。また「株式会社〇〇」、「〇〇株式会社」のように、「株式会社」を社名の前につかえる前株、後ろにつける後株なのかもしっかりと調べた上で宛名を書くことをおすすめします。
宛先が複数人いる英語メールの書き方
宛先が複数人いる英語メールの場合、「,」もしくは「and」を使って名前を連名しましょう。
相手が二人の場合は「A and B」と書きます。三人以上の場合は「A , B and C」です。最後の1人を繋げるときに「and」を使用しましょう。
関連記事:【英語のビジネスメール】宛名が複数になる場合の書き方は?英語表現とマナー・注意点
複数人宛のメールの書き方を覚えよう
- 宛名は役職順に並べ、CCの宛名も忘れずに入力する
- クライアントが複数いる場合は、横並びに宛名を書く
- 英語の宛名は「,」もしくは「and」を使って並列する
本記事では、複数人宛にメールを書く方法について詳しくご紹介しました。
「目上の人から順番に宛名を書くこと」「CCに入れた相手の名前も忘れずに入力すること」「5人以上にメールを送る場合は各位を使用すること」などの基本的なルールは必ず覚えておきましょう。
特に、目上の人に送るメールは、マナーが守れているか確認した上で送信することをおすすめします。本記事を参考に、ビジネスシーンにふさわしい形式で宛名を記載してみてください。