DF:バングーナガンデ佳史扶(FC東京)
今季初勝利を目指すFC東京はアビスパ福岡と対戦。前半からチャンスをものにして連続得点を奪うなど、ゲームの流れを引き寄せ3-1と白星で終えた。そんな勝利の立役者となったのが、U-23日本代表に選出されているDFバングーナガンデ佳史扶だ。地を這う鋭いクロスで先制点をアシストすると、後半には流れて来たボールをダイレクトで叩いて3点目をもたらした。
MF:名古新太郎(鹿島アントラーズ)
ホームに川崎フロンターレを迎えた第4節の鹿島アントラーズ。苦手としていた川崎相手に、2-1と2015年以来となるリーグ戦での勝利を挙げた。特に今節、積極的な姿勢を数多く見せたのがMF名古新太郎だ。前半から渾身のダイビングヘッドなど貪欲にゴールを狙い、後半には素早い切り替えからの守備でボールを奪うと逆転ゴールのきっかけとなるクロスを供給。エースFW鈴木優磨のゴールを演出し難敵からの勝利をチームにもたらす原動力となった。
MF:山田楓喜(東京ヴェルディ)
東京ヴェルディにとって16年ぶりとなるJ1での2024シーズン。開幕戦でゴールを挙げたMF山田楓喜が第4節でも魅せた。アルビレックス新潟をホームに迎えた今節、ゴールからやや離れた位置でのフリーキックを鮮やかに沈め、早々と先制点をマーク。残念ながらまたも初勝利はお預けとなったが(2-2)今回のU-23代表にも選出された山田の活躍は、この先まだまだ長いシーズンを戦い抜くうえでもチームの希望となっていることだろう。
MF:荒木遼太郎(FC東京)
開幕から好調なFC東京の新戦力MF荒木遼太郎。U-23日本代表にも選出され、ブレイクした2021シーズンの勢いを取り戻しつつある。第4節アビスパ福岡戦でも角度のない位置から正確にサイドネットを射抜く決定力で2点目をもたらすなど好調ぶりを改めて証明し、チームの今季初勝利に貢献した(3-1)。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの荒木。U-23代表での活躍も楽しみだ。