■ 子育てしながら研究を続ける女性研究者10名を表彰
子育て支援活動の表彰の後は、女性研究者への表彰が行われました。これは育児を行いながら研究を続けている女性研究者が、研究環境や生活環境を維持・継続するために助成金年間100万円を上限として2年間支給するもの。ステージには、スミセイ女性研究者奨励賞を受賞した10名が登壇しました。

受賞者を代表して京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科5年一貫制博士課程の高村(井上)満衣さんが受賞の感想をコメント。高村さんは現在5歳の長男と7か月の次男の子育てをしながら、「タンザニアにおける教育普及の実態と課題」や「学校教育中途退学者と進学者の生活戦略」などを研究しています。

今回、スミセイ女性研究者奨励賞を受賞したことで、子どもを連れて現地まで行くことが可能に。自身の子どもを連れて行くことで、現地の人たちとより深い交流ができ、調査に厚みを持たせることができるのではないかと期待しているといいます。
さらにこのような経験が子育てをしながらフィールドワークをしている女性研究者のロールモデルになれるよう、研究に邁進していきたいと意気込んでいました。

最後に選考委員長で東京大学名誉教授の汐見稔幸さんは、日本の研究者の男女比が半々になった時、日本の社会に希望が見えてくるのではないかと期待を持っていると語りました。
※高村(井上)満衣さんの「高」は、正しくは「はしごだか」です。
取材協力:住友生命保険相互会社
(取材・撮影:佐藤圭亮)
提供元・おたくま経済新聞
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