自転車の基本的なルール
交通違反をしないためにも、交通ルールを理解し、実際の運転で学んだ知識を活かすことが重要です。青切符を切られないようにするためにも、自転車の交通ルールの基本を理解しておきましょう。
ここでは、自転車の交通ルールの中でも重要な交通ルールを5つにまとめた「自転車安全利用五則」と補足情報をまとめてお伝えします。
1.原則は車道かつ左側を通行!歩道の通行は例外!
2.交差点では信号や一時停止などのルールを厳守!発進や右左折時などは安全確認も忘れずに!
3.夜間はライトを点灯!無灯火は危険!
4.飲酒運転は絶対に禁止!ちょっとでもダメ!
5.ヘルメットを着用する!努力義務ではあるが着用を推奨!
ここに掲載していることは、自転車に乗るときに守るべきルールのうち特に重要な5つと補足情報です。その他にも自転車の交通ルールは数多くあります。詳しくは県警や警察庁のホームページなどで確認してみてください。
警察庁:自転車安全利用五則(令和4年11月1日交通対策本部決定より) 政府広報オンライン:知ってる?守ってる?自転車利用の交通ルール
危険な違反行為を繰り返すと講習を受けなければならない
自転車を運転しているときに、信号無視をはじめとする危険行為(15類型)を行い、交通違反として取締りや交通事故を起こし、3年以内に違反・事故を合わせて2回以上反復して行った場合、都道府県公安委員会が講習の受講を命ずる「自転車運転者講習制度」が適用されることがあります。
講習の受講命令を受けた場合、自転車運転者講習受講命令書を交付後、3ヶ月以内に自転車運転者講習を受けなければなりません。受講料は6,000円・講習時間は3時間です。なお、受講命令に従わなかった場合は、5万円以下の罰金となります。
この自転車運転者講習制度で定められている危険行為15類型は次のとおりです。
【危険行為(15類型)】
・信号無視
・通行禁止違反
・歩行者用道路徐行違反
・通行区分違反
・路側帯進行方法違反
・遮断踏切立入り
・交差点安全進行義務違反等
・交差点優先車妨害等
・環状交差点安全進行義務違反等
・指定場所一時不停止等
・歩道通行時の通行方法違反
・制動装置不良自転車運転
・酒酔い運転
・安全運転義務違反
(警視庁:自転車運転者講習制度より)