地震などの災害で家族同然のペットと離れ離れになるのは、飼い主さんにとって非常に辛いことです。このような思いをしないために猫と一緒に避難訓練をおこなっているのは、ぶっちくんの飼い主さん。
SNSに投稿された動画には、飼い主さんが「地震!」と言うと、猫用のキャリーバッグに入るぶっちくんの姿が。す、凄い……。
飼い主さんは「これはぶっちが定期的にやっていた避難訓練の様子です」と動画を紹介。階段の上の方にいるぶっちくんが飼い主さんの「地震!」という声に反応し、一目散に降りて猫用のキャリーバッグに入る姿は、見事の一言です。
この訓練は、ぶっちくんが1歳頃から毎月1回程度はくりかえし行っていたそうです。結果、2018年9月に起きた北海道胆振東部地震の時には、すんなり猫用のキャリーバッグの中に入ってくれたといいます。
飼い主さんが猫の避難訓練を始めたきっかけは、時々起こる小規模な地震。「愛猫と離れ離れにならないためには、どうすれば良いか?」と考えた結果、導き出した答えが避難訓練でした。
最初はとにかく猫用のキャリーバッグに慣れることに重点を置き、ここは楽しい場所と思ってもらえるようにおやつをあげたり、遊んだりしていたのだとか。さらに猫用のキャリーバッグは病院を連想させがちなので、病院用と避難用で違う形のものを用意しているそうです。
猫の避難訓練の投稿に集まったいいねの数は約3万件。「何事も小さい頃から慣れさせることが大事なんですね!」「その発想はなかったです!」など多くのコメントが寄せられ、猫好きの方も興味深く見ています。
このような大きな反響に飼い主さんも「本当に嬉しく思う」とコメント。「1匹でも多く、迷子や離れ離れになる子が減ると嬉しいです!」と語っていました。
<記事化協力>
ぶっちさん(@buchi413413)
(佐藤圭亮)
提供元・おたくま経済新聞
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