BMWはプレミアム・スモール・コンパクト・セグメント「MINI Cooper 3 Door(ミニ・クーパー・スリー・ドア)」の新型モデルを、全国のMINI正規ディーラーにおいて販売を開始します。
今回のフルモデルチェンジにあたり、MINIの量産モデルとして初となる電気自動車の新型MINI Cooper E 3 Door(イー・スリー・ドア)および MINI Cooper SE 3 Door(エスイー・スリー・ドア)をラインアップ。また、プレミアム・コンパクトSUV「MINI Countryman(ミニ・カントリーマン)」のラインアップにも、電気自動車「MINI Countryman E(カントリーマン・イー)」および「MINI Countryman SE ALL4(エスイー・オールフォー)」を追加されました。
地球規模で環境問題が問われる昨今、クルマメーカーとクルマファンのひとつの解答・対応策が「電気自動車に乗ること」であるのは間違いありません。スタイリング的にもブランド性でも、そして性能的にも言うこと無しのMINIの電気自動車なら、普段使いの“足”として、またご家族が乗るセカンドカーとして大満足なんじゃないでしょうか。
リッチなオジサンのファミリーカーはMINIクーパーか、MINIカントリーマンの電気自動車が最適!!
J PRIME戸賀編集長は六本木ヒルズにある「ミニ六本木」のアンバサダーを2023年春に就任し、つい最近その役目を離れました。就任中はMINI ジョンクーパーワークスやMINIクーパー・コンバーチブルなどに乗り、素晴らしいで走行性能や快適で楽しい乗り味、さらにデザイン性&機能性などをブログやFacebook等で発信していました。
先月のブログ「トガブロ」では、「MINIは2025年でガソリン、ディーゼルが終わってしまう???らしい???」と語っていましたが…。その言葉を裏付けるように、この度のMINIのフルモデルチェンジにあたり、電気自動車のラインナップを追加したのです。
今回のフルモデルチェンジですが、パワートレインは2種類の高効率ガソリン・エンジン搭載車、 2 種類の電気モーター搭載車を用意しています。BMWグループが誇るEfficientDynamicsエンジンの新世代モジュール式高効率1.5L直列3気筒MINIツインパワー・ターボ・ガソリン ・ エンジンを搭載する新型 MINI Cooper C 3 Door は、最高出力 115kW/5,000rpm、最大トルク 230Nm/1,500-4,600rpmを発揮。同じく新世代モジュール式高効率2L直列4気筒を搭載する新型MINI Cooper S 3 Doorの最高出力は150kW/5,000rpm、最大トルクは300Nm/1,450-4,500rpmとなっています。
その一方、電気自動車の新型MINI Cooper E 3 Doorおよび MINI Cooper SE 3 Door においては、車両に蓄えられている電力を外部に給電することが可能な外部給電機能を装備。パワートレインには、2種類の電気モーター搭載車を用意しています。新型MINI Cooper E 3 Doorは最高出力135kW、最大トルク290Nmを発揮する電気モーターを前輪に持ち、0-100km/hを僅か7.3 秒で駆けぬけます。ボディ床下に収納されているリチウム・イオン電池のバッテリー容量は126.0Ah/40.7kWhであり、一充電での走行可能距離は305kmを実現しています。それよりパワーのある新型MINI Cooper SE 3 Door は最高出力160kW、最大トルク330Nm を発揮する電気モーターを前輪に搭載。0-100km/hは僅か 6.7 秒です。ガソリンエンジン車の0-100km/h加速と比べるとCooper Cが7.7秒、Cooper Sが6.6秒ですから、電気もガソリンもほぼ同等と言っていいでしょう。
また、床下に収納されているリチウム・イオン電池のバッテリー容量 136.0Ah/54.2kWhのおかげで、一充電での走行可能距離は402kmを誇ります。この数値は旧MINIのディーゼルモデルの航続距離が820kmオーバーであったことを鑑みると、電気自動車は“まだまだ”と言わざるを得ません。とはいえ、ディーゼルMINIが燃料タンクを満タンにすると1万円近くかかるのに対し、電動MINIは自宅充電は数百円から2000円弱ですから、かな〜りお得だと言えます。それに、いくらクリーンディーゼルといえどもCO2を排出する旧ディーゼルMINIに対し、新型MINIの電動モデルのCO2排出は「0(ゼロ)」ですから!
さらに凄いのが、MINI Countrymanです。新型MINI Countryman Eは、最高出力204PS、最大トルク 250Nmを発揮する電気モーターを前輪に搭載。ボディ床下に収納されているリチウム・イオン電池のバッテリー容量は232.0Ah/66.45kWhで、一充電での走行可能距離は462kmを実現。また、新型 MINI Countryman SE ALL4 は最高出力190PS、最大トルク247Nmを発揮する電気モーターを前輪および後輪に持つ4輪駆動モデルで、システム・トータルでの最高出力は225kW、最大トルクは494Nm で、0-100km/hを僅か5.6 秒で駆け抜けます(ガソリンのCooperをぶっちぎり!)。そして、ボディ床下に収納されているリチウム・イオン電池のバッテリー容量は232.0Ah/66.45kWh で、一充電での走行可能距離は 433kmでを実現しています。
また、新型MINIは車両全方向に対応したドライブ・レコーダーを搭載して安全性を高めていたり、AI技術を活用することで車両の操作や情報へのアクセスを的確かつスムーズにするインテリジェント・パーソナル・アシスタントを装備して機能性を向上させたりするなど、使い勝手も大幅にアップデートしています。
普段は超絶スーパーカーやラグジュアリーSUVなどに乗っているリッチなオジサンが突然に小型の電気自動車に乗ると、周りから「あれっ? 急にどうしちゃったの?」と仕事や家庭のことを詮索されがち。でも、MINIの電気自動車に乗れば、周りの人は「おっ、お洒落じゃん!」という一言で納得してくれます。
価格はMINI Cooper E 3 Doorが463万円、MINI Cooper SE 3 Doorが531万円、MINI Countryman Eが593万円、MINI Countryman SE ALL4が662万円です。新型MINIの電気自動車の納車は2024年の夏以降らしいので、今からMINIのディーラーに行って予約しちゃうのをお薦めします。
MINI ウェブサイト
http://www.mini.jp
*外部サイトに移動します
文 J PRIME編集部
提供元・JPRIME
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