保険料は建物の構造やエリアによって異なる

 地震保険の保険料や特約上乗せ額などは、建物の構造、地域などによって異なります。地震に強い、強固な建物、たとえば鉄筋コンクリート造などの住まいは木造住宅より安くすみ、地震のリスクが高いエリアでは保険料が高くなり、リスクの小さいエリアは比較的安く設定されています。

 地震はいつ、どこで発生するか分かりません。たとえば、阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた神戸市は、関東に比べて地震の少ない関西のなかでも、ほとんど地震のないエリアとして知られていましたが、実際には大きな被害を出す地震に見舞われました。自分たちが建てようとする住まい、取得しようとする住まいのエリアはどうなのか、事前に確認した上、ぜひとも加入するようにしていただきたいものです。

(文=山下和之/住宅ジャーナリスト)

提供元・Business Journal

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