基礎知識を身につける学校とテクニックを磨く予備校は受験勉強における「車の両輪」

 学生にとって対策が難しい世界史受験。そのコツを佐藤氏に尋ねた。

「できれば高2の秋から予備校や塾に行って、志望校決めから相談すると良いと思います。受験対策も必要です。模試の偏差値で受かると舐めてかかり、受験対策をせずに失敗する人が多いのです。高3の春くらいには過去問を一通り目を通しておけば(問題を解くのではなく、形式や難易度を確認しておく)、余裕をもって準備ができます。学校でしっかり勉強して基礎知識を身につけたうえで、予備校をうまく利用して志望校の形式に対応するテクニックを身につけてもらえるといいですね」

 佐藤氏の実戦アドバイス、高2の生徒とその保護者は心しておくべきだろう。

(文=日野秀規/フリーライター、佐藤幸夫/代々木ゼミナール世界史講師)

提供元・Business Journal

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