■山本屋食堂(昭和39年創業)

●歴史を背負う心意気

初代の山本勘次郎が、荷車や馬車で米を収めた農家の胃袋を満たすために米の集積所の向かいに食堂を作ったのがルーツ。

「鯖の煮付け」(450円)は口に入れると脂が溶け出し、甘めの煮汁と絡み合う。

2024年はふる里の味「老舗食堂」巡りがオススメ【25選】
(画像=『男の隠れ家デジタル』より引用)

味噌汁はスリこぎで擦った麦味噌を使い、風味豊かだ。熊本地震で一部が倒壊したが、店を守り抜くという矜持のもと建て直し、今日も町の人々の胃袋を支えている。

熊本県熊本市中央区南坪井町7-10
TEL:096-352-2900 
営業時間:11:00~20:30 
定休日:不定休 
アクセス:九州自動車道「熊本IC」より約20分

提供元・男の隠れ家デジタル

【関連記事】
【名車リスト85選】古いクルマってなぜこんなにも魅かれるのだろう?往年の名車とオーナーの物語|憧れのクラシックカースタイル
時を超えて美しい姿を留める「現存十二天守」の城を歩く。|それぞれに異なる城の魅力を徹底的に探ってみたい
かつて夢見た仕事に縛られない暮らし——働き方も暮らしも変われば海外移住も夢ではない
山城・古戦場・歴史道ベスト34|見ているだけで癒される歴史スポット
ひとり家呑みのススメ。~14人のひとり家呑み部屋~