当日の攻略法
先程説明した通り、リトリーブとフォール両方を意識したジグをチョイスする必要があったため、リトルジャックのメタルアディクト01とメタルアディクト04を使用した。どちらもリトリーブとフォールを意識したジグである。
当日は雨でローライトであったため、カラーはゴールド系、リトリーブではアピール力を高めるブレードが付属しており、スプーン形状が生み出すヒラヒラとしたフォールが特徴のメタルアディクト01をメインに使用した。
リトリーブ速度は基本的にタイラバと同じぐらいか少し早めにする。反応が悪い時は、ストップ&ゴーを用いたり、リトリーブ中に時々ジャークを入れたりもする。
自分が操船して釣りをする場合、ポイントの選別や状況に応じた船の付け方等船長としての視点とアングラーとしての視点、両方を考える必要がある。こういった釣りをすると、遊漁船の船長の凄さや遊漁船に乗る際、船長がどういったことを考えてポイントに船を付けているのか等を考えるきっかけにもなり、アングラーとして活動の幅を広げることができると感じる。
シーバスジギングはタイラバ同様、難しい技術や筋力等は必要としないため初心者にもおすすめだ。厳寒期の釣りとして一度体験してみてはいかがだろうか。
<石橋健一/TSURINEWSライター>