長崎県西海橋エリアで厳寒期こそ熱いシーバスジギング釣行に出かけた。短時間釣行で70cmオーバーを筆頭に2匹キャッチした模様を、攻略法を交えてお届け。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター石橋健一)

シーバスジギング釣行で70cm超え頭に本命2尾【長崎】レンタルボート利用し満喫

ボートでシーバスジギング釣行

筆者は去年の11月に2級船舶免許を取得し、ずっとやりたかった釣りがある。それがシーバスジギングだ。東京湾ではシーバスジギングというのはよく知られているが、筆者のエリアではあまり知られていない。また、この時期はブリジギングの外道としてシーバスが釣れることを知っていた。しかし、シーバスジギングを専門的に狙う遊漁船も筆者が知る限りいないため、船舶免許を取得し自らポイント開拓をすることにした。

釣行当日はあいにくの雨であったが、風速1~2mの凪日であったため出港を決めた。雨の日は急な天候変更や雷等、安全に配慮しながら釣行することが望ましい。

当日レンタルした船

筆者は自分の船を所有しているわけではないため、基本的にレンタルボートを使用する。今回レンタルした船は、筆者が日頃から通っているボクシングジムのオーナーが管理するレンタルボートだ。

シーバスジギング釣行で70cm超え頭に本命2尾【長崎】レンタルボート利用し満喫ジギングタックル(作図:TSURINEWS編集部)

このボクシングジムは、レンタルボートや遊漁船等のマリン事業やエステ等のサービスをジム会員であれば格安で提供している。ちなみにレンタルボートの料金は、燃料費込みで4時間で3500円、8時間で7000円とまさに破格の金額設定だ。

 

ポイント探しに苦慮

当日寝坊したため、8時頃ゆっくり出港した。午後からは、子供の保育園の迎えや夕食の買い物等があるため、タイムリミットは4時間。いかに効率良くポイントを探しきれるかが最優先だ。最初のポイントには、港から15分程度で到着。シーバスジギングでは基本的にベイトが居る場所を狙っていく。

今回の海域は水深20m~40mで瀬やストラクチャーが少ないため、個々といったポイントはなく、その日の潮の流れ方や鳥の動き等を見て、ベイトが着いてそうな場所を探す必要がある。魚探にベイト反応があればそこを重点的に探っていき、魚からの反応がない場合は、反応がある場所から少し外れた場所を狙っていく。ベイトの塊の外側で待ち構えているシーバスもいるからだ。

ファーストヒットはバラシ

ポイントに到着するとあまり鳥が飛んでおらず、目視でのベイトを探すことは困難と判断した。船をゆっくりと走らせ、ポイントを探していると薄っすらとベイト反応がある場所を発見した。理想通りのベイト反応ではなかったが、ジグを落としてみると2投目、中層付近でヒット。しかしこれはサワラのような引きで途中でフックアウト。外れた悔しさよりも、リーダーを切られ、ジグをロストしなくてよかったという安堵感の方が勝った。

ショアもオフショアもポイントの見切りをいかに早くできるかが重要だと筆者は考えており、この後は続かなさそうだったため、違うポイントに移動した。