松屋が2月20日に「ポーランド風ミエロニィハンバーグ」のテスト販売を、48の店舗限定で開始。駐日ポーランド共和国大使館の公式Xも「ポーランド人のお墨付きです」と投稿しています。
ポーランド料理を見たことも食べたことも無い筆者。テスト販売をしている店舗を調べてみると、なんと自宅近くの店舗も対象に含まれていることが判明!行く以外の選択肢はありませんでした。
松屋と言えば、「世界中の珍しい料理を、松屋を通して知ってほしい」と、2020年より世界料理シリーズを開始。最近ではジョージアの郷土料理「シュクメルリ」を再販売し、SNSなどを中心に話題になっています。
今回テスト販売された「ポーランド風ミエロニィハンバーグ」も、このシリーズの仲間入りをするのでしょうか。ただし、評判がそれほどでもなければテスト販売だけで姿を消してしまう可能性も……。ますます「今食べなければ!」という気持ちが強くなります。
お店に到着するとテスト販売だからなのか「ポーランド風ミエロニィハンバーグ」のポスターなどはどこにもありませんでした。ネット上では大きなタペストリーが掛けられているところもあったので、これは店舗によって違うのかもしれません。
店内に入って券売機に行くと、当たり前ですが画面に「ポーランド風ミエロニィハンバーグ」が出てきました。ホッ。ちゃんとあった。
メニューと価格は「ポーランド風ミエロニィハンバーグ定食」(ライス・みそ汁・生野菜付き)が税込930円、「ポーランド風ミエロニィハンバーグ」(ライス・みそ汁付き)が税込830円。ライスは小盛~特盛まですべて同じ価格となっています。
選んだのは、もちろん「ポーランド風ミエロニィハンバーグ定食」のライス特盛。食券を店員に渡して待つこと約5分。松屋にしたら少し長い気もしましたが、もしかしたらはやる気持ちが時間を長く感じさせたのかもしれません。
■ 半端ない肉感!バターライスとの相性もバツグン!
目に飛び込んできたのは、牛・豚・鶏の3種類の肉の旨味が溶け込んだコク深いクリーミーソースがたっぷりかかったハンバーグ。
さらに中央にバターが盛られたバターライスにも目をひかれます。器こそ松屋ですが、中身はもはやポーランド。これぞ世界料理シリーズの醍醐味です。初ポーランド料理、いただきま~す!
まずはハンバーグを切ってみると中からたっぷりの肉汁があふれ出てきます。あやうく店内で歓喜の雄叫びをあげるところでした。
これをライスの上にワンバン。ここの茶色と白色のコントラストもまたグッド!
口の中に入れると肉感がハンパない!挽肉とキノコがたっぷり入った濃厚なソースとの相性もバツグン!もしかしたら味が濃いと思われる人もいるかもしれませんが、筆者にはベスト!ライスが止まりません!このライスもバターを加えたことにより、まろやかなコクが生まれてさらにライスの消費を加速させます。
このままでは特盛のライスが一瞬で消えてしまうと感じた筆者。ハンバーグの隣に添えられていたウインナーで小休憩。しかし、このウインナーも皮がパリッとしていて中はジューシーという筆者が好きなタイプのウインナーだったため、余計にライスを消費してしまったのは今回の唯一の誤算でした。
残ったソースもカレーライスのようにライスにかけて食べてみたところ、肉の旨味がバターライスにしみ込み、「コク旨」とはまさにこのことと実感。
「このソース単体でもメニューにして良いのでは?」と思うほどの味で、いつの間にか目の前からライスが消えていました。仕方がない……ごちそうさまでした!
ちなみにテスト販売されている店舗は北海道と東北で5店舗、関東で32店舗、中部で11店舗の計48店舗。実際に行ってみたい方は、松屋のホームページで詳しい店舗を確認……と言いたいところですが、すぐに見つからないので「松屋 ポーランド風ミエロニィハンバーグ」などで検索してみてください。多分、店舗一覧ページが出てくるはず……!筆者はこれで探しだしました。
<参考・引用>
松屋公式Xアカウント(@matsuya_foods)
(取材・撮影:佐藤圭亮)
提供元・おたくま経済新聞
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