●3者連携協定式の実施報告
2024年2月20日、調布市役所5階特別会議室にて、調布市長の長友貴樹氏、調布市商工会長の渡部完治氏、テラチャージ代表取締役社長の徳重徹が出席し、3者連携協定式を実施いたしました。
本協定の趣旨についてゼロカーボンシティ推進担当課長から説明し、協定書に署名を行いました。また、各者から本協定に関してコメントいたしました。
2024年2月20日、調布市役所5階特別会議室にて、調布市長の長友貴樹氏、調布市商工会長の渡部完治氏、テラチャージ代表取締役社長の徳重徹が出席し、3者連携協定式を実施いたしました。
本協定の趣旨についてゼロカーボンシティ推進担当課長から説明し、協定書に署名を行いました。また、各者から本協定に関してコメントいたしました。
左から渡部商工会長、長友市長、徳重社長
協定書へ署名をしている様子
調布市長 長友 貴樹(ながとも よしき)氏のコメント:
私から本日の三者連携協定書の締結に当たりまして、一言ご挨拶を申しあげます。
この世界的な気候変動の影響により、日本においても昨年の夏は記録的な猛暑となり、市民生活にも大きな影響が出ています。
2021年4月、調布市は、市議会と共同で、2050年にゼロカーボンシティを目指すことを宣言いたしました。
この実現のためには、走行時に二酸化炭素の排出がない電気自動車の普及が欠かせません。
また、電気自動車は、走る蓄電池とも呼ばれ、災害時の非常用電源としての活用も可能です。
今回、電気自動車普及に向けた基盤整備として、市、商工会、テラチャージ株式会社がお互いに手を取り合い、連携することにより、調布市内におけるEV充電設備の整備を力強く推進することとしました。
こうした行政、地域の経済団体とテラチャージ株式会社の三者でタッグを組むのは、全国初と聞いています。
公民一体となって、電気自動車の普及に努め、脱炭素社会の実現を目指して参ります。
調布市商工会長 渡部 完治(わたべ かんじ)氏のコメント:
当初、本取り組みについて調布市から話を聞いた際は、商工会としてどのように貢献できるかなかなか想像が難しい状況でした。
調布市やテラチャージ株式会社との検討を進めていく中で、個人の事業所への設置は難しいが、車を多く保有する、運送事業者等に対して商工会から働きかけ、市と連携していけば、市内の事業者の理解促進に繋がるのではと考えるようになりました。
調布市が、地域として先頭を切ってこの事業を進めていくことは意義深いことでございます。
調布市商工会も本取り組みに一生懸命参加し、成功するよう貢献してまいります。
テラチャージ代表取締役社長 徳重 徹(とくしげ とおる)のコメント:
この度は本協定の締結に向けて迅速に意思決定をしていただき感謝しています。本協定は2つの点で非常に意義があります。
1点目として、超急速充電器の設置を含めた協定は、都内の自治体の中で調布市が一番早く意思決定をしていただきました。当社が提供する150kWの超急速充電器は、一般的な50kWの急速充電よりも3倍早く充電ができ、車種にもよりますが10〜15分で満充電となる、非常に利便性の高い充電器です。
2点目として、商工会も含めた自治体との協定の締結は当社として初となります。当社としては面的にEV充電インフラの整備を進めていくことが重要と考えます。調布市民の皆さまがテラチャージのアプリ1つで調布市の様々な場所でEVを充電できることは、EVの充電がなくなり走行できなくなってしまうという不安感の払拭に繋がります。EVをまだ持っていない市民の皆さまにとっては、EVの購入を検討するきっかけになればと思います。