「万障お繰り合わせの上、ご参加ください」という一文から読み取れる2つの解釈
日常の中で「万障」を目にするとしたら、招待状などに書かれる「万障お繰り合わせの上」という表現くらい、という人も多いかと思います。
この表現には、2つの解釈できてしまいます。
強めの参加要請かもしれない
「万障お繰り合わせの上」というフレーズには「なんとか予定を合わせた上で」というニュアンスが含まれていることがあります。
この解釈でいくと、その招待状の送り主は「参加しなくて構わない」とは考えていないということになります。
そうなると、他の予定などよりもこちらの予定を優先してほしいという強めの参加要請だという解釈ができます。
ただの定型文かもしれない
「万障お繰り合わせの上」は、催し物などに招く際「ぜひに」と参加を促す丁寧な言い回しでもあります。
そのため、送り主は単なる定型文として添えているだけなのかもしれません。
そうなると、「万障お繰り合わせの上」の文言には直接的な意味はないということになります。