■ 偽ひろゆきに証拠を求め嘘を嘘と見抜いてみる
本人だというならば、何かしらの証拠があるはずです。例えば今の写真など。
「嘘を嘘と見抜く」ために写真の提供をもとめてみました。
ちなみに偽ホリエモンと接触したときには、ビデオ通話をかけてくるという高度なテクニックを使ってきましたが……
▼話題の「偽ホリエモン投資広告」に釣られると何が起きる!?衝撃の展開に
https://otakei.otakuma.net/archives/2023091906.html
なんと、偽ひろゆきとは会話がまったく噛み合わず。「仕事が忙しい」を理由になんとか言い逃れしようとしてきます。
加えてやはり投資に関する誘いを推してきつつ、「真実は証明される必要はありません」なんてへりくつこねてきました。
ここはちょっと本物っぽいけど、本物はもっと正論ぽい理由をあげてくるので、やはり「ひろゆき劣化版」でしかありません。
これまで色んな詐欺師と接触してきましたが、このゴリ推しパターンは後にぶち切れて暴言はかれるか、ブロックされて終わりになるかの2択。もう先が見えてきましたが、仕方ないのでしばらく付き合ってみます。
■ とりあえずLINEを続けてみる
この後はどうせ、投資セミナーへのグループLINEか何かに誘ってくるだろう……と、いつもの展開をまっていたのですが、一向にその気配がありません。
正直、始終話が噛み合わないので、相手が何をしたいのかよくわかりません。相手の目的の第一段階はおそらくセミナーへの誘導。しかし、筆者をうまく誘導できず、正直「おいおい、大丈夫か」と心配になってしまいました。
こちらとしては、NO被害で良いことですが(ただし、公式LINEなので一部個人情報は渡してしまっている)これでは一向に進展しません。
もう飽きてきたので、こちらも「ひろゆきになりきって」対抗してみることに。この辺で記事化も当時は諦めていました。
まずは「おいらもひろゆきですけど」と送ったところ……無反応。ちなみに送った日付は2023年11月3日。
そしてしつこくに翌日も「もうおわりか」と送ってみるも無反応。
もうこれで終わったんだろうなぁ~、と思っていた約2か月後の2024年1月22日。いきなり偽ひろゆきからメッセージが送られてきました。
「なぜいつもメッセージを読んでいるのに返信しないのか教えてもらえますか?」
それはこっちのセリフーーーー!
思わず「それはあなたの感想ですよね?」と送ってしまったのは言うまでもありません。
多分、他のアカウントと間違えて誤爆しちゃったんだろうなぁ。おっちょこちょいな偽ひろゆき。
ここからさらに返信を待ってみたのですが……偽ひろゆきLINEにとって「それはあなたの感想ですよね?」が相当な禁句だったのか、これ以降返信は完全に途絶えてしまいました。
もしかすると、「目には目を」ではありませんが、「ひろゆきにはひろゆきを」が一番効果的なのかも。もしくは誤爆が相当恥ずかしかったか。
なお、重ね重ね申し上げますが、この手の広告には一切付き合わないことが一番です。何一つメリットはありません。くれぐれも真似しないようご注意を。
(たまちゃん)
提供元・おたくま経済新聞
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