燦々と降り注ぐ太陽のように美しい花、それがひまわりです。
その見た目通り、ひまわりの花言葉も前向きなものばかりです。
ただ、実はちょっと重い意味の花言葉もあって……。
今回はそんなひまわりとその花言葉について解説します。
目次
・ひまわりとは
・ひまわりの開花時期
・ひまわりの原産
・ひまわりという名前の由来と別名
・ひまわりの花言葉
・全般的な意味の花言葉
・本数に寄って変わる花言葉
・ひまわりの豆知識
・なぜゴッホはヒマワリをテーマに絵を描いた?
・ひまわりにまつわるギリシア神話・太陽神アポロンにまつわる伝説
・まとめ
ひまわりとは
まずはひまわりがどのような花なのか見てみましょう。
ひまわりの開花時期
ひまわりはキク科ヒマワリ属に分類される植物です。
その開花時期は7月~9月頃とされています。
主に夏期に咲く花として日本中で愛されているのが特徴です。
なお、ひまわりの花は無数の小花が集まってできています。
この構造は頭状花序と呼ばれ、ひまわり最大の特徴でもあります。
ひまわりの原産
ひまわりは北アメリカが原産とされています。
その歴史はとても古く、紀元前1500年頃から栽培が始まったとされています。
当時は食用として栽培されており、現代のように観賞用ではなかったのだとか。
その名残は現代にも残っており、ひまわりは単なる観賞用だけでなく食用としても重宝されている植物と言えます。
ひまわりという名前の由来と別名
ひまわりという名前は学名「Helianthus」から来ています。
学名の「Helianthus」は太陽の花という意味を持ちます。
それが日本に伝来した際、太陽が移動することによって花の向きも変わることから「日廻り(ひまわり)」と呼ばれるようになったのだとか。
ちなみに、漢字表記の「向日葵」は花に向日性があることを意味する「向日」と太陽に向かって育つ植物を意味する「葵」が組み合わせられたものとされています。
それ以降「向日葵」と書いて「ひまわり」と呼ばれるようになったのだとか。