容量の大きい添付ファイルをメールしたい場合の5つの対処法
「容量の大きい添付ファイルをメールしたいときはどうすればいいの?」と困っている人もいるのではないでしょうか。
以下では、容量の大きい添付ファイルをメールしたい場合の5つの対処法をご紹介します。
- 1.ファイルを圧縮する
- 2.ファイルに含まれる画像の解像度を下げる
- 3.複数回に分けて送信する
- 4.ファイル転送サービスを活用する
- 5.GoogleドライブやOneDriveなどのクラウドストレージを活用する
1.ファイルを圧縮する
容量の大きい添付ファイルをメールしたい場合の1つ目の対処法は、ファイルを圧縮することです。例えば、「Zip形式」を使用することで、メールを大幅に圧縮できます。
しかし、企業によっては圧縮ファイルの受信を拒否している可能性があるので、相手とコミュニケーションを取った上で使用しましょう。
ファイルを圧縮する方法
具体的に、ファイルを圧縮する方法をご紹介します。(今回は、MacOSを利用している場合の方法を紹介します。)
まずは、圧縮したいファイルの上で左クリックをしましょう。「(ファイル名)を圧縮」と書かれた箇所をクリック。
これでZip形式に変更できました。送信する場合には、こちらのZipファイルを添付するようにしてください。
2.ファイルに含まれる画像の解像度を下げる
容量の大きい添付ファイルをメールしたい場合の2つ目の対処法は、ファイルに含まれる画像の解像度を下げることです。
そもそも、画像とは「小さなドット」が集まってできたものです。ドットが小さければ小さいほど、たくさんのドットが必要になるため画像の容量が大きくなります。解像度を下げることで、ドットを大きくすることができ、画像の容量を小さくすることが可能です。
しかし、画像の解像度を下げることで、画質が悪くなることに注意しておきましょう。
画像の解像度を下げる方法
MacOSで、画像の解像度を下げる方法をご紹介します。
解像度を下げたい画像を開きましょう。
「マークアップ」をクリックし、赤枠で囲まれたボタンをクリックしましょう。
解像度を小さくすればするほど、画像の容量は小さくなります。画質と画像サイズのバランスを取りながら、解像度を変更しましょう。
3.複数回に分けて送信する
容量の大きい添付ファイルをメールしたい場合の3つ目の対処法は、複数回に分けて送信することです。
複数回に分けて送信する方法は単純明確ですが、手間がかかってしまいます。
また、相手からすると「なぜ何度もメールを送ってきたのだろうか」と不安になったり、見落としてしまうことも。そのため、小さなファイルに分けて複数回メールを送る方法は、相手に何通のメールを送るのか伝えるようにすると確実です。
4.ファイル転送サービスを活用する
容量の大きい添付ファイルをメールしたい場合の4つ目の対処法は、ファイル転送サービスを活用することです。
GigaFile(ギガファイル)便やデータ便などのファイル転送サービスは、無料からも利用でき、低コストで運用できるだけではなく、セキュリティレベルが高い点がポイントです。サイズの大きいファイルを頻繁に使用する企業は、ファイル転送サービスを活用することを視野に入れてもいいでしょう。
5.GoogleドライブやOneDriveなどのクラウドストレージを活用する
容量の大きい添付ファイルをメールしたい場合の5つ目の対処法は、GoogleドライブやOneDriveなどのクラウドストレージを活用することです。
クラウドストレージを使用するメリット
クラウドストレージを使用するメリットは、主に以下の3つです。
- 1.スマホやタブレットなどの他デバイスでも確認できる
- 2.メールと同様にスムーズに送信できる
- 3.無料で使用できる
GoogleドライブやOneDriveなどは無料で使用できるため、誰でも使いやすい点が特徴です。また、クラウドストレージであるため、同じアカウントでログインすれば、複数のデバイスでサクサクとデータを確認できます。
クラウドストレージを使用する際の注意点
クラウドストレージを使用する際の注意点として、使用する際はインターネットが必要になること、安全性に問題がある可能性があることなどが挙げられます。
有料のファイル転送サービスとは異なり、無料のクラウドストレージの場合、セキュリティが脆弱なことも。また、ファイル転送サービスでは保存したファイルごとにURLが作成され共有されますが、クラウドストレージの場合同じ場所にファイルが保存されます。そのため、仮に漏洩が起こった場合の損失も大きいでしょう。
本記事でご紹介した容量の大きい添付ファイルをメールしたい場合の5つの対処法は、それぞれ一長一短あるため、自分にあったファイルの送り方を見つけて活用してみてはいかがでしょうか。