詰まってしまった場合の解決法

 そういった普段からの対策を講じても詰まってしまうことはあるだろう。その場合はどう対処したらいいのか。

「60度のお湯をバケツ一杯用意して、トイレに流してください。溶けづらかったトイレットペーパーや便が熱で溶ける場合があります。お湯を流す際に注意するのは、絶対に熱湯を流さないこと。排水管の多くは耐熱が80度ぐらいまでなので、熱湯を流すと管が破損します」

 川田さんいわく「コストコのトイレットペーパーは詰まりやすいけど、肌触りが良くて価格もお手頃なので、お風呂の近くのトイレなど条件がいい場所であれば使っても問題ないでしょう」とのこと。また「詰まりやすい商品、詰まりやすいトイレの構造、詰まらないようにするための心がけを知っておくことで、トラブルを避けることができる」そうだ。

 自宅のトイレが使用不能になると生活に大きな影響がある。そうならないために、我々水回りの素人も、自宅のトイレが詰まりやすい構造なのか、詰まった場合プロに頼む前にどんな対処法ができるのかを頭に入れておきたい。

(文=渡辺雅史/ライター、協力=川田賢興/イナセ代表取締役)

提供元・Business Journal

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