物を持たない暮らしのメリットは?

ミニマリストのメリット・デメリット。物を持たない暮らしを心がけている人にアンケート【2024年アンケート調査】
(画像=『FUNDO』より引用)

物を持たない暮らしをする中で、どのようなメリットを享受していると考えているのか。
メリットについてもランキング形式で見ていきましょう。

「物を持たない暮らしのメリット」についてのアンケート

ミニマリストのメリット・デメリット。物を持たない暮らしを心がけている人にアンケート【2024年アンケート調査】
(画像=リリース:株式会社AlbaLink、『FUNDO』より引用)

「物を持たない暮らしのメリット」に関して、圧倒的1位となったのは「掃除・片付けが楽(236人)」でした。
また、2位「ストレスが減り落ち着く(111人)」と3位「出費が減る(107人)」も100票以上を集めました。

「掃除・片付けが楽」をはじめ、「物を持たない生活を始めたきっかけ」に対応するメリットが多くランクイン。
つまり「物を持たない生活で叶えたいこと」を達成した人が多いと推測できます。

実際に寄せられたコメント

それぞれ、「物を持たない暮らしのメリット」について寄せられたコメントを抜粋して見ていきましょう。

1位:掃除・片付けが楽

・部屋の整理整頓ができ、快適に過ごせます(20代 男性)
・拭かなくちゃならない物や動かさなくちゃいけない物が減るので、掃除が楽になります(30代 女性)
・家の中が散らからず、掃除が楽(40代 男性)

物が減ったことで、実際に掃除や片付けが楽になった人は多いようです。

掃除のたびに物を動かす手間がなくなり、掃除すべき家具や家電も減るからでしょう。
掃除しやすくなると部屋を清潔に保ちやすいため、「大掃除が楽になる」「大がかりな掃除が必要ない」という声もありました。

2位:ストレスが減り落ち着く

・物欲で気持ちを満たさなくなるので、ストレスが減る(20代 女性)
・頭が常に整理されている。反対に物が多いと、頭が整理されていない状況になる(40代 男性)
・持ち物が少ないシンプルな暮らしのほうが、メンタルが休まり安定する。創作の作業では、アイディアがより湧いてきやすくなる(60代以上 女性)

物が減ることで「気が散らず集中しやすい」「物に執着しないのでストレスが減る」といった効果があるようです。
物が減ることで精神面にも良い影響があるとわかります。

探し物や紛失でストレスを感じることが多かった人も、物を減らすことで手間がなくなり快適に暮らせるでしょう。

3位:出費が減る

・家に何があるかを覚えていられるので、余計な買い物をせずに済みます(20代 男性)
・余計な物を買わなくなったので、貯金が増えました(40代 女性)

物を減らそうとすると、余計な物や無駄な物への出費が削られていきます。
また物が減ると、ストックの数や家に何があるかが可視化でき、余分な物の購入を防止する効果も。

さらに無駄な物がないと捨てる物もないため、「粗大ゴミを捨てるための手数料」などを払う必要もなくなります。
物を持たない暮らしだと、買うコストだけでなく捨てるコストも節約できるのですね。

4位:無駄な時間が減る

・持ち歩く物が固定化したため、外出準備にかかる時間が短くなりました(20代 女性)
・「探し物」「服を選ぶ」「掃除」の時間などを圧倒的に短縮できる(30代 男性)

「物が減ると時間が増える」と表現した人もいました。
例えば服が減ると「今日は何を着ようかな」と悩む時間が少なくなります。
少ない物が定位置に収まっていれば、探し物の時間も短くなるでしょう。

物にとらわれる時間を減らしたい人には、大きなメリットがあるといえます。

5位:部屋を広く使える

・部屋が広く感じる(20代 男性)
・余分な物にスペースを取られないので、空いているスペースを家族の憩いの場や活動の場として利用できています(40代 女性)

物が少ないと、生活するスペースは広くなります。
また大型の家電・家具が少なくて床や壁が多く見えていると、広く「感じる」効果も。

物を少なくすることで、狭い部屋でも生活スペースを確保して暮らせます。