言葉はすっかり普及した感のある「SDGs」ですが、自身のライフスタイルに取り入れてこそ見識ある大人というもの。現在の自分のためにも、未来の地球のためにも、デザイン性と機能性、そしてSDGsの意識が高いインテリア・ブランドに注目!

国内有数の家具生産地、旭川発のドメ・ブランド

1968年、国内有数の家具産地、北海道・旭川で産声を上げたカンディハウス。創業当初から、北海道の自然に寄り添い、日本文化をリスペクトしたものづくりで、長く愛される木製家具を発信してきました。森を育てる活動として毎年植樹を行い、地元・旭川の近隣地域や道内各地の木材を選ぶことで、輸送によるCO2排出量も削減。良質な素材を用い、頑丈でメンテナンス可能な構造を考えると同時に、普遍的な魅力と機能性を併せ持ったデザインを施すことによってロングライフ製品を実現し、木部の傷や塗装の剥がれなどの修理・再生などメンテナンスにも力を注いでいます。

「長く使い続けられるということは、廃棄が減るということ。それをSDGsが叫ばれるずっと前から実践していたというのですから、感服の一言に尽きます。しかも、デザインが洒落ていて、使い勝手も申し分がありません。僕ら世代こそ選びたいブランドですね」と、戸賀編集長も高い信頼を寄せています。

家具選びはSDGsも意識するのがリッチなオジサンのたしなみです
(画像=アティララックス ソファ W2430㎜×D920㎜×H720㎜×SH400㎜ \1,065,900(税込)、アティララックス サイドテーブルW400㎜×D400㎜×H460㎜ \78,100(税込)、モーララックス ソファボックス W780㎜×D350㎜×H415㎜ \111,100(税込)、ヌプリ ラウンジチェアW700mm×D695㎜×H765㎜×SH430㎜ \238,800(税込)/すべてカンディハウス タリアセンミニ デスクライト H406㎜×W325㎜×D285㎜ \92,400(税込)/YAMAGIWA,『JPRIME』より 引用)

北海道の自然と日本文化を大切にしているカンディハウスですが、世界の著名デザイナーとのコラボレーションも積極的に行っています。その代表格が、トルコ・イスタンブール在住のデザイナー、アティラ・クズ氏が、“直線美と機能の融合”をテーマに開発したアティララックスシリーズ。ソファは、ソリッドでシンプルなフォルムながら、背の一部を引き出してアームやピローにできるなど、自由度の高さも魅力です。

同シリーズのサイドテーブルは、3本の脚部でテーブルを支えるスタイリッシュなデザイン。40cm四方とコンパクトなので、ソファの脇に置いてもすっきりと収まります。

自然のぬくもりを大切にしながら、洒落感と機能性も両立

家具選びはSDGsも意識するのがリッチなオジサンのたしなみです
(画像=バリンジャー スライドテーブル W1000㎜×D1000㎜×H300㎜ \613,800(税込)/カンディハウス,『JPRIME』より 引用)

ソファがミニマルな分、メインテーブルは遊び心を演出したいもの。それにぴったりなのが、「国際家具デザインコンペティション旭川 2002」の入選作を製品化したバリンジャー スライドテーブルです。木の質感を生かしたオブジェのような美しさと、自由な発想で使える機能性を併せ持ち、ヨーロッパでは発売以来ロングセラーとなっています。

「一見するとスクエアなテーブルなのに、実は、天板が4枚組になっていて、開閉が可能。スライドを引き出してソファに近づけることもできるのは便利だし、とてもユニーク。収納力が高いのも魅力ですね」(戸賀編集長)

テーブルに合わせ、ラウンジチェアもスタイリッシュなものを選んではいかがでしょう。ヌプリ ラウンジチェアは、「体の延長としての椅子」を目指し、脚から肘、背、そしてもう一方の脚までが自然に繋がる優美な曲線に、丸みを帯びた厚めの座面を合わせたアイテム。腰をしっかり支えてくれるクッションと、肩まわりに位置する木背のバランスで快適な座り心地を実現し、腰痛持ちの戸賀編集長も、「これなら長時間座っていられます」と、太鼓判を押します。

天然木の美しさと強さが宿るリュクスなダイニング

家具選びはSDGsも意識するのがリッチなオジサンのたしなみです
(画像=RB ラウンドダイニングテーブルФ1350㎜×H710㎜ \787,600(税込)、ウィングラックス アームチェア W630㎜×D540㎜×H745㎜/SH440㎜ \136,400(税込)、ウィングラックス サイドチェア W620㎜×D540㎜×H745㎜/SH440㎜ \130,900(税込)、ヌプリ ダイニングアームチェアw590 D540 705 SH440 \161,700(税込)/すべてカンディハウス,『JPRIME』より 引用)

ダイニングは、カンディハウスらしい天然木の良さが十二分に生かされたアイテムで統一。その中心に据えたいのが、佐戸川清が手がけたRB ラウンドダイニングテーブルです。厚さ34mmもの無垢の天板に、丸みのある4ヶ所8本の金属製の支柱で構成された脚を合わせたデザインは、インパクト大。無垢材ならではの風合いとダイナミックな木目も、ダイニングスペースにリュクス感をプラスしてくれるはず。

チェアは、佐戸川清が自然の美しさにインスパイアされ、木質感あふれる上質なリュクスシリーズとしてつくり上げた、WING LUXからセレクトを。鳥の翼をイメージしたアームチェアも、理想の低さと安楽性を追求したサイドチェアーも、枝の分かれ目や葉脈など、樹木が成長する際に生まれる力強い造形が、膨らみをもった三角形の共通モチーフとして脚などに表現された、デザイン性の高い一品です。

そこに、喜多俊之デザインのヌプリ ダイニングアームチェアをアクセントとして添えるというのも一案。北海道産ナラ材が描く背から肘、脚にかけてのナチュラルなラインが、WING LUXの木質感とあいまって、さらなる温かみと癒しを演出してくれます。

自然のパワーを感じられるリビング&ダイニング

家具選びはSDGsも意識するのがリッチなオジサンのたしなみです
(画像=『JPRIME』より 引用)

北海道産天然木の魅力を存分に反映したカンディハウスのファニチャー。大人が心地よく過ごせるリビング&ダイニングとは何か。それを感じに、トガルームに足を運んでみませんか。

大丸インテリア館 ミュゼ エール
住所:神戸市東灘区向洋町中6-9 神戸ファッションマート2F
問い合わせ先:078-846-5017
平日/午前10:00〜18:00 水曜日定休(祝日の場合は営業)

撮影 杉田裕一
文 村上早苗

提供元・JPRIME

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