X/Twitterを「見るだけ」(アカウントなし)でログインせずに使うときに制限されること

パソコンのブラウザからであればX(旧Twitter)の「見るだけ」が可能ですが、ログインせずに使う場合は、ほとんどの機能が使えず以下のような制限がかかります。

X(旧Twitter)をアカウントなしで「見るだけ」で利用する場合
検索機能使えない
翻訳機能使えない
返信表示されない
リポスト(リツイート)表示されない
いいね表示されない
ブックマークしたユーザー表示されない
ポスト(ツイート)以外の閲覧できない※「返信」「メディア」「いいね」の閲覧不可
フォローできない
フォロワー閲覧できない
トレンド閲覧できない
ハッシュタグたどれない
閲覧可能な投稿数プロフィールページから閲覧できる数に限りがある
最新の投稿表示されない場合がある
時系列表示プロフィールページで時系列表示されない場合がある
X(旧Twitter)の設定変更できない

なお、ブラウザ版からアカウントなしで「見るだけ」が可能なのは、ポストのみです。

X/Twitterを「見るだけ」(アカウントなし)でサイトにログインせずに使う方法
(画像=ログインしていない場合、プロフィールページでは「ポスト」のみしか閲覧できません。「返信」「メディア」の閲覧は不可です、『オトナライフ』より引用)
X/Twitterを「見るだけ」(アカウントなし)でサイトにログインせずに使う方法
(画像=「返信」「メディア」「いいね」のタブを見ようとすると、ログインやアカウント作成を求められます、『オトナライフ』より引用)

X/Twitterを「見るだけ」で閲覧できる外部サイト・アプリはあるの?

X(旧Twitter)を「見るだけ」で利用したいなら、外部サイトを使って閲覧する方法もあります。

Yahoo!リアルタイム検索を利用する手もある

外部サイトである「Yahoo!リアルタイム検索」は、非公開設定されていない日本語ポストを検索できるサービスです。

Yahoo!リアルタイム検索を利用すれば、スマホ、パソコンのブラウザから X(旧Twitter)にログインせずに検索やトレンドの閲覧ができます。

X/Twitterを「見るだけ」(アカウントなし)でサイトにログインせずに使う方法
(画像=【1】ブラウザから「Yahoo!リアルタイム検索」にアクセスすると①「検索欄」が表示されるので、好きなワードを検索できます。また、トレンド順や人気ポスト順のランキングを見ることも可能です。②トレンドに表示されているワードをタップしてみます。【2】X(旧Twitter)にログインしなくても関連する投稿を見ることができます。なお、話題になっている順や最新順に並べ替えも可能です、『オトナライフ』より引用)

なお「Yahoo!リアルタイム検索」以外の「見るだけ」の手段として、Twitter時代には「Fritter」(Android向け)という外部アプリも有名でした。

アカウントの作成が不要な上、お気に入りの投稿をアプリ内で保存したり、リストを作成したりすることが可能。Androidユーザーの方にとっては、もっとも柔軟に「見るだけ」に特化してTwitter(当時)を楽しむことができるアプリでした。

X/Twitterを「見るだけ」(アカウントなし)でサイトにログインせずに使う方法
(画像=Twitter時代に利用可能だった「Fritter」のアプリ画面。 ①Fritterに登録したアカウントがフォローしているアカウントが一覧で並んでいます。 ②フィードには、登録したアカウントのタイムラインが並んでいます。【4】ツイートに表示されている③三点ボタンをタップし、④「保存」をタップすると、⑤保存タブから保存したツイートを確認することも可能です、『オトナライフ』より引用)

登録のときにはパスワードなどは求められないので、自分のアカウント以外を登録することも可能です。気になる相手のTwitterアカウントを登録し、インポートすると疑似的にそのユーザーのタイムラインを再現することも可能でした。

このように「見るだけ」の利用が可能でしたが、2024年1月現在、「Fritter」は利用不可になっています。

つまりサードパーティー製のアプリで、Xを「見るだけ」で使うことは2024年1月現在は基本的に難しいです。Yahoo!リアルタイム検索は貴重な例外的な存在と言えるでしょう。

X/Twitterを「アカウントなし」で利用するデメリット

上記で紹介した手順を踏めば、アカウントなしでもX(旧Twitter)を見ることはできますが、複数アカウントを検索するには不便です。アカウントのフォローができないため、アカウントのユーザー名をいちいち覚えておかなければならず、ブラウザで入力する手間も必要です。

また、気に入ったポスト(ツイート)に「いいね」したり、他のユーザーと交流できません。

X/Twitterを「見るだけ」(アカウントなし)でサイトにログインせずに使う方法
(画像=さらにX(旧Twitter)上で行われているアンケートにも参加できません。【1】左の画像は「Yahoo!リアルタイム」サイトを通して、ログインせずにポスト内容を閲覧しているページです。【2】右の画像はログインした状態でXアプリから同じ投稿を表示させたページです。ログインなしのときには表示されていなかった、アンケートが表示されています。つまり、X(旧Twitter)にログインしていなければアンケートには参加できないということです、『オトナライフ』より引用)

「アカウントなし」にこだわらない場合は「見るだけ専用アカウント」がおすすめ

「絶対にXアカウントを作りたくない」という場合を除き、アカウントなしでの閲覧にこだわりがなければ「見るだけ専用アカウント」を作成するのがおすすめです。X(旧Twitter)では、複数のアカウントを作成できるため、普段使っているアカウントとの使い分けも可能です。

X(旧Twitter)アプリから「見るだけ専用アカウント」として、2つめ以降のアカウントを作成する手順は以下の通りです。

X/Twitterを「見るだけ」(アカウントなし)でサイトにログインせずに使う方法
(画像=【1】自分のアイコンをタップしてメニューを開いたら、①右上の「アカウント追加」ボタンをタップします。【2】②「新しいアカウントを作成」をタップします、『オトナライフ』より引用)
X/Twitterを「見るだけ」(アカウントなし)でサイトにログインせずに使う方法
(画像=【3】③新しい「アカウント作成」のため、名前、電話番号またはメールアドレス、生年月日を入力します。このとき、既存のアカウントと重複しないメールアドレスを入力しましょう。【4】アカウントが作成されると、アイコンが2つ(作成したアカウントの数)表示されます。メインアカウントと切り替える場合は、④右上の「三点リーダー」をタップします。下部に作成済みのアカウントが表示されるので、好きなアカウントに切り替え可能です、『オトナライフ』より引用)

既存のX/Twitterアカウントで「見るだけ」非公開リストを利用するのも手

わざわざ「見るだけ専用アカウント」を作るのは面倒だという場合は、既存のX(旧Twitter)アカウントで「見るだけ」の非公開リストを作成するのもひとつの手です。

非公開リストとは自分だけが閲覧可能なリストのことで、他のユーザーに閲覧やフォローされる心配はありません。リストに追加したアカウントに通知が届くこともありません。

「見るだけ」の非公開リストを作成する手順は、以下の通りです。

X/Twitterを「見るだけ」(アカウントなし)でサイトにログインせずに使う方法
(画像=【1】メニューバーを開き、①「リスト」をタップします。【2】②右下の「リスト作成」アイコンをタップします、『オトナライフ』より引用)
X/Twitterを「見るだけ」(アカウントなし)でサイトにログインせずに使う方法
(画像=【3】③「リストの名前」をつけます。④「非公開」をオンにしておけば、他のアカウントにリストを閲覧されることはありません。【4】リストを作成しただけでは何も表示されないため、作成したリストに閲覧したいアカウントを追加します、『オトナライフ』より引用)
X/Twitterを「見るだけ」(アカウントなし)でサイトにログインせずに使う方法
(画像=【5】追加したいアカウントを開き、⑤右上の三点ボタンをタップします。【6】⑥「リストへ追加または削除」をタップします、『オトナライフ』より引用)
X/Twitterを「見るだけ」(アカウントなし)でサイトにログインせずに使う方法
(画像=【7】これまでに作成したリストが表示されるため、⑦入れたいリスト(今回は「見るだけリスト」)をタップします。右にチェックマークがつけばリストに追加されています。【8】リストを開くと、追加したアカウントのポストを見ることができます、『オトナライフ』より引用)