「ご飯と合う」アピールか
ちなみにKFCの戦略について別の外食チェーン関係者はいう。
「大前提としてKFCのメニューは概ね高い。ここ数年値上げを重ね、たとえば『オリジナルチキン』は1ピースで310円、『ナゲット5ピース』が480円となっており、価格の安さで勝負していない。KFCには多少高くなっても買ってくれる根強い固定ファンがいるため、そうした層を重視しているのでは。また、KFCの『オリジナルチキン』はバーガーなどのパン類よりもご飯と相性が良い。現在、公式サイト上でも『オリジナルチキン』とご飯を組み合わせるアレンジレシピを多数紹介しているが、期間限定で『えびぷりぷりフライ』など和風テイストの商品を投入したりもしていることから、今後は『ご飯と合う』という点を意識した商品戦略を展開していくのではないか」
(文=Business Journal編集部、協力=稲田俊輔/「エリックサウス」総料理長)
提供元・Business Journal
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