日本で販売されていたら、あるいは復活したら…?
ブラット、バハとも日本では正規販売されずに終わりましたが、特に北米で2代目ブラットの販売が終わって以降、1994年の終売までは日本でもRVブーム真っ盛りでしたから、限定販売などでちょっと様子を見て正規販売していれば、日本でも売れたようにも思えます。
ただ、モノコックボディのクロスオーバーSUVはトヨタ RAV4(初代)が1994年に登場、ホンダ CR-V(初代)が1995年にヒット後ですし、新型のモノコックSUVに対しては古すぎ、本格的なクロカンや4WDピックアップにタフさで劣ったのでは厳しかったでしょう。
バハで復活した頃も、日本国内ではハイラックス(2004年に6代目販売終了)の販売すら中断していたので、スバルのピックアップは日本で売るには「とことんタイミングが悪かった」のが残念でした。
2024年現在なら、トヨタ ハイラックスや三菱 ストラーダが昔の質実剛健な商用小型ボンネットトラックとしてではなく、高級高性能ピックアップトラックとして人気を得ていますし、レヴォーグあたりをベースに復活してみても面白そうですが…。
現在の富士重工改め「SUBARU」は、燃費がよくない水平対向エンジンによる「メーカー別平均燃費基準」という足かせが厳しく、車種ラインナップ拡大がやりにくい状況にありますから、やはり当面ピックアップトラックには縁がなさそうです。
※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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