終わりに
いかがでしたか?教科書で、日本に原子爆弾が投下されたことは学んでいたり、小中学生の修学旅行で訪れたりはしたかもしれません。まえてぃーも小学生の時の修学旅行は広島で、原爆資料館に行きました。その悲惨さと平和の大切さは生涯忘れないものとなりましたが、大人になって改めて知り、学んでみると、そのために何ができるか、今をどう生きるかということがより具体的になった気がします。そしてそれを誰かに伝えていきたいとも思うようになりました。
ぜひ一度、この長崎原爆資料館へ足を運んでみてください。

そして資料館すぐ横の「長崎平和公園」にもぜひ行ってみてください。この公園は、悲惨な戦争を二度と繰り返さないという誓いと、世界恒久平和への願いを込めてつくられました。

原爆のため体内まで焼けただれた被爆者たちは「水を、水を」とうめき叫びながら死んでいきました。その痛ましい霊に水を捧げて冥福を祈り、世界恒久平和と核兵器廃絶の願いが込めて浄財を募り建設された、円形の泉です。被爆し水を求めてさまよった少女の手記を刻んだ石碑が正面に設置されています。

こちらは長崎市民の平和への願いを象徴する平和祈念像です。この像は神の愛と仏の慈悲を象徴し、天を指した右手は"原爆の脅威"を、水平に伸ばした左手は"平和"を、軽く閉じた瞼は"原爆犠牲者の冥福を祈る"という想いが込められているそうです。
毎年8月9日の原爆の日を「ながさき平和の日」と定め、この像の前で平和祈念式典がとり行なわれ、全世界に向けた平和宣言がなされます。
文・写真・まえてぃー/提供元・たびこふれ
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