ポルシェ マカンのNewモデルは「EVなのか?」「ガソリンでパワーアップしているのか?」と騒がれており、そもそもデビュー時期についてもさまざまな憶測が飛び交っていましたが…。ついに全容(というほどのもんじゃありませんが)が判明しました。ポルシェはデビューが間近に迫ったマカンを、世界各地でテストを実施しているようです。そんな新型マカンが、リッチなオジサンのセカンドカーに提案したいと思います。
超難問の“セカンドカー選び”は、電気自動車のポルシェ マカンが正解か?
リッチなオジサンのセカンドカー選びはとても奥が深くて、かつ非常に難しいテーマなのです。なぜなら、ファーストカーは超ド級の性能やイケイケのスタイリング、あるいは押し出しの強いブランド性があれば自分も周囲も納得できるんですが、セカンドカーは実用性や経済性が求められるために“打算”や“妥協”が見え隠れしてしまうからです。
例えば、実用本位のフランスのコンパクトカーを選んだはいいけど、実は意外と車内は狭くて人も荷物もそんなに積むことはできませんから、家族の送迎やショッピングに向いていないんですな。あるいは、小型で経済的なニッポンのコンパクトカー(ハイブリッド&EV含む)にすると、「あれっ!? もしかして旦那さん、左遷されたの?」とご近所に勘ぐられる可能性もありますから。
だからこそJ PRIMEとしましては(戸賀編集長としましては)1983年のフォルクスワーゲン ゴルフⅡをお薦めしたり、超絶にアグレッシブでホットなラテンハッチのアバルト595を候補に上げたりしたんですけどね。※注:詳しくはバックナンバーをご覧ください。
かくいう戸賀編集長はフォルクスワーゲンUP! GTIに乗ったり、MINIジョンクーパーワークスに食指を動かしたりしてたんですけどね…。ところが、そんな戸賀編集長を筆頭に“セカンドカー選びに悩む”リッチなオジサンたちを救う、渾身の1台が登場するんです! それが2024年1月25日にデビューする新型ポルシェ マカンです。
マカンは2014年に日本国内での販売が開始された、ポルシェのエントリーSU Vです。スポーツカーとコンパクトSUVの要素を兼ね備えたクロスオーバー的なポジショニングが日本はもちろん世界中で人気を博し、当時青息吐息だったポルシェの経済状況を救った(と言われている)クルマでもあります。

そのマカンの新型がいよいよ2024年1月25日に初公開されるのですが、注目は「プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック(PPE)」をベースに構築された最初のポルシェとなる“EVバージョン”モデルです。このアーキテクチャーはアウディと共同開発され、ホイールベース、トレッド幅、最低地上校などを十何二変えることができ、さまざまなセグメントの異なるボディに使用できるのが特徴。ぬぬっ?…ってことは、ポルシェは今後マカンだけでなく、他の車種もEV化するんでしょうか!?

新型マカンのEVバージョンには、永久磁石シンクロナスモーター(PSM)と呼ばれる電気モーターを搭載。高性能モデルの場合、オーバーブースト時の最大出力は612hp以上、最大トルクは102kgm以上を発揮するようです。「うひゃ〜、凄いパワーだから乗りこなせるかな」という心配は無用。なぜなら電子制御式のポルシェ・トラクション・マネージメントシステム(PTM)が、大パワー・大トルクをほぼリアルタイムで確実かつスムーズにタイヤに配分してくれるので、安全に、そして快適にマカンのスポーティドライビングを楽しむことができます。
また、そんなハイパフォーマンスと快適性をより満喫させるために、2バルブダンパーテクノロジー、エアサスペンション、リアアクスルロック、そして最大5度の操舵角を持つリアアクスルステアリングを備えたポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)を採用。ドライブするあなたはもちろん、助手席に座る奥様も後席で寛ぐキッズも、速くかつラグジュアリーな気分で移動できます。


バッテリーはリチウムイオンで、蓄電容量は100kWh。WLTPサイクルの航続は、拗ねてのバリエーションで500km以上を達成。800ボルトテクノロジーによって最大出力270kWで充電でき、400ボルトの充電ステーションでは約22分で充電レベルを10%から80%まで引き上げることができます。つまり、日常使いから週末のゴルフまで、余裕で走れるってわけ!
どうです? 新しいポルシェ マカンのEVをセカンドカーにするという案は、かな〜り的を射ているんじゃないでしょうか。なにしろ911ターボを凌駕するパワーと、SUVならではの居住性(ラゲッジスペース含む)を兼ね備えているんですから、スポーツドライビング好きのニューリッチもそのファミリーも大満足! しかもEVですから経済的にも環境的にもメリットがあります(ご近所から「あらっ、クルマ替えたの?」とチェックが入っても、「いやあ、地球環境のことを考えたら、小さいEVがいいでしょ!」と明言してください。まぁ、ポルシェのSUVだから、揶揄する人はいないと思いますが)。 そんなセカンドカー案件に納得していただいた方は、初公開直後にぜひともお近くのポルシェディーラーに駆け込んだくださいませ。
ポルシェジャパン
文 J PRIME編集部
提供元・JPRIME
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