目次
初心者でも簡単にできるACC電源の取り方
ACC電源とUSBアクセサリーの接続方法
初心者でも簡単にできるACC電源の取り方

初心者におすすめのACC電源の取り方は以下の3つです。ACC電源は取り方がさまざまで、それぞれ取り方や難易度などが変わってきます。また、USBアクセサリーの端子によって電源の取り出し方法が異なるので、アクセサリーに合わせたやり方で電源を取り出しましょう。
ACC電源の取り方
- ヒューズボックス経由
- リレーの使用
- 配線の分岐を利用
取り方①ヒューズボックスから電源を取る
バイクのヒューズボックスからACC電源の取り出しが可能です。ヒューズボックスから電源取り出しは、過電流を起こしてしまってもヒューズが代わりに切れるので、バッテリー上がりを防げるメリットがあります。
さらに、ヒューズボックスには必要電力が明記されているので、USB電源の接続の際に非常にわかりやすいです。ヒューズボックスはバイクの車種によって場所が異なりますが、バッテリー付近やシート下、サイドカバー付近にあります。
取り方②リレースイッチの使用
エーモン リレースイッチ

リレースイッチは電気を通したり、送り先を自動で変更したりする電源スイッチです。リレースイッチを使うことで、必要な時に必要な電力を送れるのでバッテリーが上がりにくくなります。
また、電源回路次第では大きな電流の取り出し方もできるので、電力が必要なUSBアクセサリーが使用可能です。リレースイッチはUSBアクセサリーを多く使用したい人に向いている電源の取り出し方になります。
取り方③配線の分岐を利用
キタコ(KITACO) 電源取り出しハーネス

配線の分岐は、バイクで使われているACC電源の配線を分岐させる電源の取り出し方です。配線の分岐を利用する場合はさまざまありますが、初心者におすすめなのはコネクターでの接続になります。
コネクターでの接続であれば配線を加工する必要がないので、初心者でも安全にACC電源から電源を取り出し可能です。予備のACC電源がある車種はそのまま使用し、予備がない車種はウェインカーやテールランプなどの配線からACC電源を確保しましょう。
ACC電源とUSBアクセサリーの接続方法

先ほど紹介したACC電源とUSBアクセサリーとの接続方法を紹介します。ACC電源の取り出し方法によって、USBアクセサリーとの接続方法も変わってくるため、電源の取り出し方別に具体的な接続方法を解説するので、参考にしてみてください。
ヒューズボックスとの接続方法
ACC電源のヒューズボックスに、使いたいUSBアクセサリーのヒューズを差し込むだけです。バイクのヒューズボックスのカバーを外し、ACC電源対応のヒューズを見つけましょう。ACC電源対応のヒューズを見つけるには、通電したことがわかるテスターが必要です。
キーをONにした際に通電し、OFFの状態で電気が通らなければACC電源のヒューズがわかります。ACC電源を見つけたら、USBアクセサリーの接続端子側をヒューズボックスの接続端子側に差し込めば電源の取り出し完了です。
リレースイッチとの接続方法
リレースイッチはバッテリーかヒューズボックスから電源を取り出して使います。リレースイッチを使用する際は、事前に配線図を作成しておくと必要な道具や接続ミスが起こりづらいです。
基本的には、ヒューズボックスからACC電源のヒューズ経由でリレースイッチに接続します。4極リレースイッチを使用する場合は、以下の接続で行いましょう。
リレースイッチの接続方法
- 赤色配線→常時電源、ACC電源
- 黄色配線→USBアクセサリー
- 青色配線→連動させたい配線
- 黒色配線→ボディーアース
配線を分岐させて接続する方法
ACC電源に対応している配線から配線を分岐させましょう。予備のACC電源コネクターがない車種はACC電源にあたるヘッドライト類、キーボックスなどのカプラーに中間ハーネスを割り込ませます。中間ハーネスからでているマイナス端子をボディーアースにして、中間ハーネスのACC電源の端子にUSBアクセサリーの端子を接続しましょう。
最後に、中間ハーネスのアース端子にUSBアクセサリーのマイナス端子を接続すれば取り付け終了です。配線は絶縁テープなどを巻いて防水加工をして、きれいにまとめておきましょう。