使い過ぎると熱くなってしまうこともあるスマホ。たとえば重いスマホゲームを長時間プレイしていたり、夏の暑い時期に外に放置していたりすると、本体が熱を持ってしまうことがあります。

スマホが熱い!おすすめ冷却アプリ(iPhone/Android)とスマホ過熱のデメリット
たとえばiPhoneの場合、「高温注意」と表示され、本体の温度が下がるまでしばらくスマホ自体が使えなくなることもあります(画像=『オトナライフ』より 引用)

そこでこの記事では、スマホが熱いときの対処法をご紹介。おすすめのスマホ冷却アプリから、安全/危険なスマホの冷やし方まで解説します。

スマホはなぜ熱くなる?過熱のデメリット

スマホが熱くなる理由は、主にCPUに負荷がかかかる使い方をしているから。たとえば連続での使用や、オンラインゲームなどの負荷がかかりやすいアプリを使い続けていることが原因となります。
さらにスマホは充電しながら発熱するため、充電時に操作していると余計に過熱してしまうことに。

また、ゲーミングPCなどと違い、スマホは放熱することが不可のため、暑い場所に放置しておくことも熱のこもる原因となってしまいます。

こうした過熱により、以下のようなデメリットが生まれます。

バッテリーが劣化する

スマホ過熱による一番のデメリットはバッテリーが劣化すること。寿命が短くなり、充電の持ちが悪くなってしまいます。

また、あまりに熱がこもり過ぎるとバッテリーが膨張したり、稀に爆発することも。

スマホが熱い!おすすめ冷却アプリ(iPhone/Android)とスマホ過熱のデメリット
(Image:Chanita Chokchaikul / Shutterstock.com) バッテリーは内部温度が45℃を超え始めると劣化が始まるそう。一度膨張したバッテリーは元に戻ることはないため要注意(画像=『オトナライフ』より 引用)

なお、バッテリーの膨張について詳しくは以下の記事で解説しているので参考にしてください。

熱暴走が起こる

スマホの過熱が原因で熱暴走が起こり、性能が低下したり動作が不安定になることがあります。スマホが熱い状態で動作が重くなったり、画面がフリーズしたり、再起動し始めたら、まず熱暴走を疑いましょう。

熱暴走は本体の温度が下がると収まります。

スマホが故障することも

スマホが過熱すると、内部の部品や回路が損傷する可能性があります。その結果、スマホが故障することも。故障したスマホは、修理や交換が必要になり、費用や時間がかかります。

冷却アプリでスマホが冷たくなる仕組みは?

スマホを冷却する方法の一つとして、冷却アプリがあります。しかし、「冷却アプリ」といってもアプリそのものが冷却してくれるわけではなく、スマホの温度を下げるために不要なアプリを終了させたり、画面の明るさなどを調整してくれます。

そのため、「スマホが熱い」と感じてからアプリをインストールするのはむしろNG。あらかじめアプリを入れておくのがいいでしょう。