17位:北海道コンサドーレ札幌

移籍・加入による戦力評価:D

主な移籍選手(OUT)

  • GKク・ソンユン(京都サンガへ完全移籍)
  • DF田中駿汰(セレッソ大阪へ完全移籍)
  • DF福森晃斗(横浜FCへ期限付き移籍)
  • MFルーカス・フェルナンデス(セレッソ大阪へ完全移籍)
  • MF小野伸二(引退)
  • FW小柏剛(FC東京へ完全移籍)
  • FW中島大嘉(藤枝MYFCへ期限付き移籍)

主な加入選手(IN)

  • DF髙尾瑠(ガンバ大阪から完全移籍)
  • DF家泉怜依(いわきFCから完全移籍)
  • MF近藤友喜(横浜FCから完全移籍)
  • MF長谷川竜也(横浜FCから完全移籍)
  • FW鈴木武蔵(ガンバ大阪から完全移籍)

17位は、昨シーズン後半戦でわずか3勝に留まり12位でシーズンを終えた北海道コンサドーレ札幌。今回の移籍市場では、中心選手の移籍を札幌らしい補強で埋める立ち回りとなった。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督体制7年目ということもあり、選手の見極めが優れてはいるものの不可欠な存在だったDF田中駿汰とFW小柏剛の流出は痛手。怪我の多かった小柏は出場さえすれば札幌で唯一無二の個で局面を打開していただけに、それが失われるのは惜しい。

DF田中駿汰が抜けた位置にはガンバ大阪からDF髙尾瑠といわきFCからDF家泉怜依、MFルーカス・フェルナンデスが抜けた位置には横浜FCからMF近藤友喜、FW小柏剛の位置には2019シーズンに13得点を挙げたガンバ大阪のFW鈴木武蔵を呼び戻した。

戦力ダウンのD評価とはなったものの、必要十分な補強は実施したため17位とした。このあと、組織として守備を整備できるかに懸かっている。