トニー・モウブレイ新監督とは?
新監督に就任したトニー・モウブレイ氏について、現地ではチャンピオンシップで経験豊かな知将と評価されている。現地紙のディケンズ記者は、モウブレイ監督が2006年から2009年に率いていたウェスト・ブロムウィチ・アルビオン(WBA)について「当時もっともワクワクさせるチームだった」と振り返っており、モウブレイ監督のスタイルはバーミンガムにとって最適だと見ている。ポゼッション重視のアタッキング・フットボールを掲げるモウブレイ監督にとって三好は「最適なピース」だとディケンズ記者は太鼓判を押す。
14日に行われた初陣のスウォンジー戦では、選手がバックパスをするとモウブレイ監督が手を大きく振って前線にパスを出すように要求。「コージ!」と三好にパスを出すよう求めるなどビルドアップについて熱く指導する姿が見られた。
バーミンガムは第27節終了時点で勝ち点27の20位に沈み、プレーオフ昇格枠の6位までは勝ち点差11となっている。だが、全46節もの試合数があるチャンピオンシップはまだシーズンの半分を折り返したばかり。ここからチームのスタイルを確立することができれば、望みはまだ残っている。少なくとも三好は、プレーオフ昇格を諦めていない。