ケラマブルーとして世界的にも有名になった慶良間諸島、その中でも渡嘉敷島は那覇から高速船や船で1時間前後で行けるので、日帰りでビーチやマリンスポーツが楽しめます。しかしマリンスポーツのほかにも渡嘉敷島には楽しめるスポットがいくつかあります。今回は渡嘉敷島の見どころと名店を紹介しましょう。
目次
渡嘉敷島の魅力1. 慶良間諸島前島など
渡嘉敷島の魅力2. 国立沖縄青少年交流の家
渡嘉敷島の魅力1. 慶良間諸島前島など
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那覇から高速船で渡嘉敷島に向かう船はひたすら西に向かいます。那覇港から概要に出たときに多少波が高くなりましたが、天気も良く大きく揺れることなく西に向かいます。高速船では今どのあたりを航行しているのかすぐにわかるので、それと対比しながら海を眺めていると飽きることはありません。
やがて渡嘉敷島まで半分を切ったころに、島影が見えてきました。慶良間諸島の前島(方言でメージマ)の姿です。
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前島は高速船やフェリーが島のすぐ真南を航行するため、非常に近くまで接近します。長ぼそい島は渡嘉敷島から見て東7km地点にある島で、3島がひとつの島として扱われます。島にはかつて400人近く住んでいた時期がありましたが、カツオ漁の衰退により沖縄本島に移住していき、昭和37年の台風の被害で全島民が集団移住していきました。
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現在は1人が住んでいるとされていますが、事実上の無人島のような状況です。前島のすぐそばまで接近してそこを通り過ぎるといよいよ渡嘉敷島が見えてきます。
渡嘉敷島の魅力2. 国立沖縄青少年交流の家
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国立沖縄青少年交流の家は、渡嘉敷島の北側の山の上にあります。沖縄が本土に変換される前までは米軍の基地が置かれていた場所で、低高度用迎撃用のホークミサイルのために使われました。そのため建物は米軍基地の時代のものをそのまま使っています。
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米軍基地は1972年に返還されることとなり、その後から国立沖縄青少年交流の家に生まれ変わりました。現在は児童、生徒、学生と言った青少年団体や青少年教育指導者の団体、サークル団体、企業、官公庁、家族などいろんな立場の人が使えるようになっています。
現在の施設は研修室やセミナールーム、テニスコート、体育館、海の資料展示室などがあります。宿泊棟もあるので宿泊もできます。定員60名の浴室や食事をするためのレストラン美ら海があります。
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施設の中には集団自決跡地があります。もともとは御嶽があった場所でしたが、1944年に特攻艇の陣地となり、1945年の米軍上陸後に島民が集められ集団自決が行われた場所です。ハブ対策のフェンスがありますが、自力で開閉すると中に入られ奥に石碑があります。