船内はレトロでかわいい!

 オーシャン東九フェリーでは現在4隻のフェリーが運行中で、それぞれ四国4県の地名や名所にちなんだ名前が付けられています。私が乗ったのは「フェリーどうご」。約191mの船体は近くで見ると迫力満点で、眺めているだけでワクワクが止まりません。

 出航準備中に積荷や大型トラックが格納されていくのを、小さい子どものようにはしゃぎながら眺めていました。

東京ー徳島間、フェリー旅のススメ! 大浴場付き船内で楽しむ究極の自由時間
(画像=おしゃれカフェのような船内、『BCN+R』より引用)

 船内はカフェのようにおしゃれな内装で、窓も大きくレトロな雰囲気がかわいい!ころんとした窓から見る徳島港は、全然知らない場所のように感じました。窓際に座っているだけで旅気分が高まりますね。

東京ー徳島間、フェリー旅のススメ! 大浴場付き船内で楽しむ究極の自由時間
(画像=窓際の席にはコンセントもあります、『BCN+R』より引用)

 船上レストランの代わりに自販機「チンするだけ フェリー飯」がたくさん並んでいるのがオーシャン東九フェリーの特徴の一つ。種類がとても豊富で、パスタやうどんなどのご飯物から、焼き鳥などのおつまみ系、ポテトチップスやチョコレートなどのスナック菓子系などなんでも揃います。

 夕飯を選んでいるだけでも、ちょっとしたエンタメ感がありました。お酒の自販機もあるので、海を眺めながら優雅な晩酌ができちゃいます。

東京ー徳島間、フェリー旅のススメ! 大浴場付き船内で楽しむ究極の自由時間
(画像=種類豊富な自販機「チンするだけ フェリー飯」、『BCN+R』より引用)

移動に疲れないのが船旅のいいところ

 フェリーに乗って、まず初に驚いたのが客室の快適さ。一番料金の安い2等洋室の相部屋でも、しっかりプライベート感のあるベッドが用意されていました。

東京ー徳島間、フェリー旅のススメ! 大浴場付き船内で楽しむ究極の自由時間
(画像=2等洋室の相部屋はドミトリー形式、『BCN+R』より引用)

 ベッドの大きさは200cm×90cmで一般的なシングルベッドサイズ。大人一人がしっかり足を伸ばしてくつろげる広さがあります。枕元に読書灯とコンセントがついていて、消灯しても快適に過ごせました。

 相部屋以外にも2人部屋や4人部屋の個室もあるので、小さなお子さんを連れていても安心して家族旅行を楽しめる仕様です。

東京ー徳島間、フェリー旅のススメ! 大浴場付き船内で楽しむ究極の自由時間
(画像=ベッドもゆったりサイズなのが嬉しい、『BCN+R』より引用)

 そして何と言っても、フェリー旅の最大の魅力は大浴場があること。波間を漂う感覚で、あったかいお風呂が24時間入り放題なんです。浴室には大きな湯船とシャワー台があり、シャンプーとボディソープなども一通り揃っています。

 大人10人以上は入れる湯船の横には大きな窓が。大海原をすぐそこに眺めながら、船の揺れに合わせて揺れる湯船の中で、ゆっくりとしたバスタイムを過ごせちゃいます。

 お湯の温度は体感で40度くらい。熱すぎず、ちょうどいい湯加減なので、ついつい長湯になりがちに。早朝、朝日に照らされる海を眺めながら入るお風呂は最高!の一言でした。

東京ー徳島間、フェリー旅のススメ! 大浴場付き船内で楽しむ究極の自由時間
(画像=お風呂は24時間入浴可能!、『BCN+R』より引用)