慰労会で挨拶をする人の選び方
慰労会では開会の挨拶・乾杯の音頭・締めの挨拶やスピーチが行われます。一般的には主賓との関係が深い人、役職者などに挨拶を依頼します。
すべての挨拶やスピーチを同じ人に依頼しても構いませんが、主賓との関係を踏まえて違う人に依頼するのもいいでしょう。
たとえば開会・閉会の挨拶と乾杯の音頭は役職者に依頼し、主賓の同僚や上司・お世話になった部下などでそれぞれスピーチをすることもできます。案内状でスピーチをしてくれる人を募るのもいいでしょう。
慰労会の挨拶をするときの3つのポイント
慰労会の挨拶をするときに意識したい3つのポイントを紹介します。
挨拶はなるべくシンプルに
慰労会の挨拶はなるべくシンプルにしましょう。特に締めの挨拶は短くシンプルにするのがおすすめです。挨拶が長いと慰労会の余韻がなくなってしまうかもしれません。
伝えたい内容がたくさんある場合は、挨拶の場ではなく、個別に伝えるようにするといいですね。
表現や言葉選びに気をつける
慰労会は主賓への感謝や敬意の気持ちを表す会です。主賓を不快にさせるような表現をしないよう気を付け、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
エピソードなどを添える場合、公の場で話してもよい内容なのか不安な場合は、他の人に相談するのが賢明です。
自分の言葉で伝える
表現や言葉選びには気をつけなければなりませんが、形式ばった挨拶では気持ちが伝わりづらいです。主賓が嫌な気持ちになるような表現さえなければ、自分らしい言葉で感謝の気持ちを伝えるのもいいでしょう。
慰労会に参加するときの服装
慰労会に参加するときの服装は、TPOを意識して決めましょう。例えば居酒屋のようなカジュアルな会場なら、服装も多少カジュアルでも構いません。ホテルやパーティ会場のようなフォーマルな会場なら、服装も落ち着いたものが好ましいです。
ただ、主賓がいる慰労会ではフォーマルなコーディネートを意識したいです。このような慰労会は主賓への感謝や敬意を伝えるための会であり、きちんとした服装で参加した方がいいでしょう。
男性の服装
男性の服装は基本はジャケット着用のビジネスカジュアルがよいでしょう。落ち着いた印象になるように、無地か薄い柄のスーツがおすすめです。カジュアルな服装ならジャケットとパンツのスタイルがいいでしょう。
女性の服装
女性の服装はオフィシャルな印象を演出しやすい、ワンピースやアンサンブルなどがおすすめです。カジュアルな服装ならややワイドなパンツやふわっとしたブラウスなどを入れるのもいいでしょう。