スーツ?私服でもOK?ビジネスでの懇親会での服装のマナー

服装は最初に目に入る重要なポイント。ビジネスでの懇親会は基本的にオフィスカジュアル・ビジネスカジュアルがマナーです。間違っても私服では行かないようにしましょう。

次に、懇親会にふさわしい服装を女性と男性で別々にご紹介します。

女性の服装

女性の場合、華美な服装や露出が多い服装は避けるのがマナーです。トップス・ボトムス共にきちんと感のあるアイテムを選びます。

色は、ホワイト・ネイビー・ベージュ・パステルカラーなどは問題ないとされています。ボトムスはパンツの場合はスラックス、スカートの場合は膝丈であれば、ビジネスカジュアルの範囲内です。靴は、ヒールが低めのパンプスを選びます。

基本的にはオフィスカジュアル・ビジネスカジュアルで問題ないとされていますが、ドレスコードがある場合はそれに従います。

男性の服装

男性の場合、スーツもしくはスラックスにジャケットを合わせたオフィスカジュアルスタイルがベストです。

女性と同様、柄が入った派手なアイテムや個性的すぎるアイテムは避けるのがベター。ワイシャツはホワイト、スーツやジャケットはネイビーやブラックを選ぶのが無難です。靴はブラックやブラウンの革靴を合わせましょう。

初めて会う人も多いため、清潔感があることが非常に大切です。スーツはクリーニングに出したり、アイロンをかけたりしてシワを取り、しっかりとしたお手入れを行います。革靴も丁寧に磨き、ホコリやキズをケアしましょう。

会社の懇親会の断り方・欠席の伝え方

懇親会は予定が空いている限り、なるべく参加するのが基本です。しかし、タイミングによっては都合がつかず、欠席しなければならないこともあります。今後の関係性に影響を与える可能性を考え、相手に配慮した断り方や欠席の伝え方を意識しましょう。

招待していただいたことへの感謝を伝える

まずは必ず、懇親会に招待していただいたことへの感謝を伝えましょう。幹事は他の業務があるなかで懇親会を企画し、会場の手配から当日のコンテンツ、式次第などさまざまな準備をしています。そのことに対する感謝の気持ちを伝えるのはビジネスマナーです。

文面としては「この度は懇親会にご招待いただき誠にありがとうございます」「この度は懇親会のご案内をいただきありがとうございます」などで問題ありません。この一言があるだけで、欠席の場合でも相手に柔らかい印象を与えることができます。

欠席の事実を明確に、理由と共に伝える

幹事は当日までに参加者の人数を確定させなければなりません。欠席の事実は曖昧にするのではなく、明確に伝えましょう。また、ただ欠席であることを伝えるのではなく、理由と共に伝えることも忘れないでください。

文面としては、「あいにくですがその日は所用があり参加することができません」「残念ですがその日は別の予定が入っておりまして、参加することができません」などと書くのが一般的です。「あいにくですが」「残念ですが」など、枕詞をつけると角が立ちません

謝罪と、次回への参加意欲を伝える

文面の最後には、参加ができなかったことに対する謝罪と、次回開催時には参加したい意思があることを伝えます。この一言を入れることで、今回は都合が合わなかったけれど参加する意欲はあったということが相手に伝わります。

文面としては「せっかくのお誘いにもかかわらず申し訳ございません。また機会がございましたら、参加させていただければと存じます」と書きます。